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近江の伝統野菜、日野菜かぶ収穫
関西ではお馴染みの日野菜漬け。
時々食べたいなあ、、と思っても今住んでいる埼玉ではめったに手に入らないし、周りの人に「日野菜って知ってる?」と尋ねてもほとんどの人が知らない。
たまたま農協にある野口種苗さんの棚で種を見つけたときは嬉しかった。
すぐに購入して種まきをしてから約一ヶ月。生育期間は短かった。
そしてとうとう念願の漬物になって(糠漬けと浅漬け)食卓に上がる日が来た。
期待感がプラスされているのは認めるが、やっぱり美味しい!!
一緒に収穫した間引き大根と日野菜を同じように漬物にして比べてみたが、断然日野菜に軍配が上がった。
何より鮮やかな紫色がきれい! やはり見た目はとても重要。
からし菜のような独特の苦味と大根のような辛味が相まった大人の味わい。
日本酒にきっと合う。もちろんご飯との相性バツグンで噛み締めるたびにお米の甘みが口の中で増していく。
炊き立てご飯のお供には、やっぱりお漬物ね…と改めて感じさせてくれた日野菜漬けだった。
(カバー写真の上の白い丸いのは『のびる』の塩漬け。こちらもおすすめ)
ただ、収穫は慎重に!
肉質が柔らかいうちに収穫したほうがいい↑と袋に書いてあったのでそろそろいいかなと収穫することにした。ところが大根みたいに抜こうと思ったら大失敗。途中でぽきっと折れてしまう。次はスコップで周りを掘って…にもかかわらず、ほどんどがぽきっと折れてしまった。不器用さに、あ〜あ…。
そして、日野菜は京野菜と思っていたが、実は近江の滋賀県の伝統野菜だった事もわかった。漬物屋の老舗『西利』の記憶が鮮明で、勝手に思い込んでいた。
自生の野菜が大変な勢いで少なくなりつつある昨今。
日野菜も貴重な野菜になるのかもしれない。
種取りにも挑戦して、漬物専用の野菜として定番にしたいと思う。
↑ 糠漬け
↑ 塩漬け