番外 「自分らしさ」と「生きづらさ」について 2 生きづらさの原因
【結論】「生きづらさ」を生むものは心理的要因も大きい
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「自分らしく生きる」ことによる「生きづらさ」について考えています。第二回は、「生きづらさ」の原因について。
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生きづらさの原因
いま、「生きづらさ」を感じる人が多い。その原因は何か。
まず、生きていくことを困難にするものにはつぎ二つの要因があります。
1.社会的・経済的要因(外的要因)
2.個人的な要因(内的要因)
1についていえば、教育の問題・差別・ハラスメント・労働条件等、そして貧困の問題が考えられます。
2については、さらにつぎの二つに分けられます。
a.病気・障がいなどの身体的要因
b.心理的要因
外的要因や病気・障がいについても、解決すべき喫緊の課題がたくさんあります。
しかし、いま「生きづらさ」というときは、「心理的要因」によるものをさすことが多いと思います。
では、「生きづらさ」を生む心理的要因はなにか。生成AIはつぎのようなものをあげています。
将来への不安
自己否定感・自責感
こころの不調
コミュニケーションが苦手
人間関係に悩みを抱えている
感情の浮き沈みが激しい
自分の感情をうまくコントロールできない
何事も他人任せになりがち
自分から積極的に行動を起こせない
孤独感・孤立感
まるでネガティブシンキングが原因、ポジティブになればよいといわれそうですが、ことはそう簡単ではない。
さらに、「自分らしく生きたい」と願う人がおちいる「生きづらさ」も、心理的な要因が関係することが多いと考えられます。
次回は、そのあたりについて。
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