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愛してるの言葉じゃ足りないくらいに君が好き

100万回の「I love you] Rake
この曲がリリースされてもう10年以上経つらしい。
当時付き合っていた彼女とお台場のジョイポリスで2012年のクリスマスに生でRakeさんの歌唱を聞いて本当に鳥肌が立ったのを鮮明に覚えている。

大学時代に付き合っていた彼女は一つ下の後輩だった。
演劇サークルで、舞台で姉弟役をする内にお互い惹かれあって付き合ったのを覚えている。
当時、友人関係やバイトなどほかの用事を全部放って、彼女との時間に費やしていた。2011年5月頃~2013年夏くらいかな付き合った期間は。
僕が何も考えず、「誰も知らない場所で働いて生活してみたい。」と、東京を離れ単身大阪で就職をしたことがきっかけで遠距離恋愛になり、そのまま向こうの気持ちが離れ、最終的に別れるという決断に至った。

音楽って偉大だ

ふとした時にこの曲を口ずさむことがあるのだけれど、
その度に当時の事を思い出すし、泣きたいくらいに幸せだった時間を思い返す。よく匂いは記憶と結びついている、というけれど、音楽も同様に記憶と深く結びついている気がする。
もう10年以上前の事なのに、その時の事がまるで昨日のように思い出される。
そういう幸せな思い出があるから、今日、今、ここで元気にやれているんだと思う。

その子とは、たまにサークルのメンバーの結婚式で顔を合わせるくらいになってしまったが、会うとやはり何とも言えない特別な感情になる。お互い恋人がいる時期もあったので、別によりを戻したいとか、一夜限りの関係になりたいだとかは一切思わないのだが、当時の記憶をなぞるように穏やかな気持ちになれる。
やはり、昔の恋人は、特にある程度の期間を過ごした人達はいつまでたっても特別な存在なのだと思う。
この年になると、もう結婚式ラッシュも終わりを告げ、なかなか会うこともできなくなってしまったが、きっとどこかで元気にやっているだろうし、彼女だったら大丈夫だと、そう信じている。

月日が経った今でも、優しい気持ちにさせてくれる彼女には、本当に感謝しかない。ありがとう。
男の過去の恋愛は「名前を付けて保存」、女は「上書き保存」とは言うけれど、それでもいい。僕の中では大切な思い出になっているから。

なんてセンチメンタルな事を書いたが、絶賛恋人募集中です笑
マッチングアプリも最近は冬眠しているので、そろそろまた動かしていきたい。
良い出会いがありますように。

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hy:東京の片隅に住むアラサーリーマンのエッセイ
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