【番外編 by台湾で働く日本人】今学期の学生編集者の活動が終了しました
日本人編集者のえいすけです。
今年初めての投稿らしからぬタイトルですが、改めてここまでを振り返ってみると、2023年11月1 日に中華医事科技大学に赴任し、11月15日にはnoteに1本目の記事を投稿していました。12月はじめからは学生編集者が加わり、一緒に活動を続けてきました。
そして、台湾では今週が期末テスト週間となっており、学生編集者たちとの今学期の活動は、本日で一区切りを迎えました。
中華医事科技大学が取り組んでいる地域活性化活動について、USRチームの一員として日本の皆さんに紹介することはもちろん、自ら進んで参加してくれた学生たちにとって、少しでも有意義な時間になるよう、noteの執筆を続けてきました。
そもそも、どうしてnoteを選んだのか?
この点について、1本目のUSRチーム自己紹介編で触れていなかったので、簡単に記録しておきたい。
記念すべき1本目の記事はコチラ✨
もともとブログを書き始める上でのUSRチームとしての最終的な目標は、USRチームが活性化に関わったお店やスポットを観光ルート化し、日本の皆さんに発信して日本の皆さんに遊びにきてもらうことで更なる活性化に繋げたいというところにありました。
であれば、観光スポットを紹介する旅行サイトに投稿すればよいのではないかと疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
しかし、中華医事科技大学USRチームが、大学の活動の一環として地元住民の皆さんと一緒に地域活性化に取り組んだ場所を、点としてではなく、線として繋いだものを日本の皆さんに紹介していく上で、旅行サイトに投稿するだけでは、本当に届けたい人にまで届かないのではないかと当時の僕は考えました。
大学の先生や地元の人々がいいと思うものや場所をそのまま紹介するだけで、日本の人の心に響くとは限らないのではないか。人々の何気ない日常から生まれた台南の観光スポットを日本の皆さんに知ってもらう上で、その裏に隠されたストーリーにまで接してもらうことができれば、より興味を持ってもらえる可能性が広がるのではないか。そして、そのニーズにマッチしたプラットフォームこそが、noteでした。
そして、このnoteに新たな風を吹き込んでくれたのが、足利赤十字病院での実習を経て、日本への興味をより強くしたことをキッカケに参加してくれた学生編集者たち。彼女たちと一緒にここまで走り続けてきたnoteの執筆活動も一旦冬休みへと入り、次の投稿は2月中旬の新学期開始までお休みすることになりそうです。
学生編集者の自己紹介はコチラ↓
本日のnote編集者会議では、打ち上げも兼ねつつ学生たちのインターンシップの時の思い出に耳を傾けていました。日本人の僕たちにとって何気ない日常も、彼女たちにとってはかけがえのない時間だったのだなあと、改めて実感しました。
「自分たちはこういう工夫をしてコミュニケーションをとっていた」、「日本と台湾の看護師のお仕事にはこんな文化の違いがある」、「自分たちで日々の成長を実感していた」などなど、実習から半年が経った今でもたくさんのエピソードを楽しそうに話している学生の姿を見ていると、大人になると忘れてしまいそうな「大切なこと」がそこにはたくさん詰まっているような気がしました。
また、noteに執筆することを喜んでくれる地元住民の方もいらっしゃって、今後、このnoteをキッカケに台南を訪れました!というような観光客や学生の皆さんが出てきて、少しでも地域活性化に貢献できればとても嬉しいです。
これからも、僕が持つ日本人としての感性と、学生たちが持つ台湾人としての目線を掛け合わせながら、台南のことを日本の皆さんにもっと知ってもらえるようなnote作りを目指していきたいと思います。
おまけ
noteを読んだ知人から、僕の台湾愛が溢れていると言われました(笑)
自分ではそんな自覚はなかったのですが、もしかしたらそうなのかもしれません。台湾の歴史や政治を研究しているひとりとして、ちょこちょこプチ情報を仕込んでいるので、そのあたりも楽しんでもらえると、とても嬉しいです。
もしUSRチームのnoteを読んで台南に遊びに来たい!と思った方は、僕たちの活動にとって、そして地元の皆さんにとっても励みになりますので、ぜひコメントください!
日本人編集者のプロフィールはこちら↓
https://researchmap.jp/eisukenoguchi