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ストウブのメンテナンスをして小豆を煮てお汁粉をつくる

そうだ、小豆を煮よう。

年明け。いつも私のインスピレーションの源となってくれる八百屋さんの乾物コーナーで、「新豆」のシールが眩しい小豆を見た時に、そう思った。あんこを煮て、まだ冷凍庫にあるお餅を焼いてお汁粉をつくろう。そうしよう。

早速小豆を買って帰り、せっかくなのでストウブで煮ようと、棚から重い鋳物の鍋を引っ張り出して蓋をあける。
すると…

焦げ付きが気になる…

毎回使い終わったらちゃんと洗ってはいるのだけど、最近シーズニング(油ならし)をさぼっていたのもあって、全体に艶がなくなり、茶色い焦げ付きが目立つようになってしまった。

煮豆は焦げ付くような料理ではないけれど、なんだかこのまま使うのも気がすすまない。冬休みで時間もあるので、一度メンテナンスをしてから使おうと思い直した。

ここは公式がすすめる方法に則り、重曹で焦げ付きを落とした後にシーズニングをすることに。

焦げ付き落としには、少しのお水と重曹を鍋に入れて沸騰させる。

しゅわしゅわ。この程度かなーと思っていたら…
しゅわわわ〜!すごい勢いの泡。音が聞いていて気持ちいい。

数分沸かして泡がなくなってきたら、自然に冷まし、鍋を洗います。

きれいに落ちました

水分を拭き取って乾かした後、シーズニングも行って…

艶が復活!

ここまで綺麗になるとは思っていなかったので、びっくりしました。
これからはもう少しまめにメンテナンスしていこう。

さて、鍋が輝きを取り戻したところでいよいよ小豆の登場。

「新豆」のシールが眩しいぜ

ストウブは蓋をして煮ると水分の蒸発がとても少ない鍋なので、使う水が他の鍋で作るよりもかなり少ないレシピが多い。今回は公式のレシピを参考にしました。

ゆでこぼし無し、蓋をして煮る時間は40分。総じて1時間もあればあんこが煮えちゃう、ストウブらしいレシピ。ただ、ひとつだけ変えたのはお砂糖の量。上記レシピでも比較的控えめな方で、多くのレシピであんこの砂糖の量は小豆の同量ほど使うのだけど、今回は半量以下まで減らしてみた。
そもそも自分であんこを煮るようになった理由が「市販のゆであずきがちょっと自分には甘すぎる…」というものだったので、
あんこだけでお茶うけにしたり、無糖ヨーグルトと一緒に食べるぶんには私には甘さ控えめで十分。

お汁粉にしたり、あんバタートーストに使うときには、その都度少し甘みを足すようにしている。
薄味なぶん、日持ちはしないので冷蔵は2日までで食べ切り、それ以上の保存は冷凍すれば長持ちする。
そんなこんなで、煮上がりは

いい感じにできました

いますぐ食べたかったけれど夜遅いので我慢して、翌朝あんこをお湯でのばし、きび砂糖を少し加えて、念願のお汁粉を作った。

小豆の良い香り〜!

ストウブのメンテナンスを挟んだので少し時間はかかったけど、お鍋も綺麗になったし、美味しさもひとしおでした!

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