SNSは『身分証明書』かもしれない
こんにちは。はんぐりです。
LINE、Instagram、Twitter、Facebook、youtube。おそらくこの5大プラットフォームが、現状私たちの生活においてかなりの時間を占めている気がします。
メディアごとの特性はバラバラで、Web広告の運用をしていた頃は使い分けに必死でした。それぞれ特徴が異なるため、最適解が違ったのです。
しかし最近、ユーザー目線としてこれらのプラットフォームを一括で見た時に、こう感じました。
全部ひっくるめたら、SNSは現代版の『身分証明書』かもしれないなあ
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1年前、私はとある塾でアルバイトをしていました。現役高校生と話す機会は貴重ですから、当時高2のJKに対して『最近はどうやって友達と仲良くなるの?』と聞いたことがあります。
インスタ交換しよ!
この一言に尽きると、彼女はあっけらかんに笑って答えました。インスタのアカウントを見ればどんな人か分かるから、仲良くなれるか判断できるそうです。
ジェネギャかも知れませんが、私にとっては新世代を見たような衝撃的瞬間でした。自分もネットに抵抗感は無い世代だと思っていましたが、昔はメールやLINEを頑張って交換してテキストでコミュニケーションを取ることで、やっとこ相手を理解していたのです。
それが今や、自分に向けられたメッセージではなく『私はこんな投稿する人間です』という対社会向けの発信で相手理解が始まるとか。
ある意味関わる前からふるい落とされる事もあるし、興味を持つきっかけを広げることにもなる。外へ弾くことも、深く知ることも、容易になっているのかもしれません。
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名刺のような個人情報、経歴をまとめたパワーポイント、挨拶も兼ねた懇親会。まず初めにどんな人か知る時は、様々な方法があります。
しかしデジタル化した今、最も相手を知るきっかけとなるのはメディアの発信内容ではないでしょうか?
◆Twitterでの口調・RT・関連トピックス
◆Instagramの投稿内容・画像フィルタ・ストーリー
◆Facebookの公式的な投稿内容・友だちの繋がり
◆LINEのトプ画・ひとこと・お気に入りの音楽
◆YouTubeの内容・ジャンル・声色
様々なメディアを誰でも活用できるようになったことで、どんな人物なのかは『一貫性』を見い出せば大体理解できます。
しかし同時に、自分はどんな風に見られたいのか考えるきっかけも増えた気がします。
なるべくオシャレに、ありのままに、こんなイメージを持って欲しい。相手目線で自分の投稿や身振りを変える事が増えるのも、もはや必然な気がしますね。それほどメディアとは、身分証明書の代わりを果たすぐらい、人となりを教えてくれるから。
電話番号→メールアドレス→LINE→Instagramと、人とのコミュニケーションをとるための最初の手段は、自ずと変わってきています。
また数年後には、違うメディアが先駆けとなって人との関わり合いの形を変えるかもしれません。noteというメディアもまた、自分らしさを伝える主流メディアになりつつあります。
不確定な社会だからこそ、『自分はどんな人間なのか』を"自分起点"で考えたい。メディアとしての身分証明は、自分を中心に考える事が必要だなと思います。
誰かと仲良くなりたい時、自己紹介をする時、皆様はどんな方法を使っていますか?どんな自分を出そうとしていますか?ぜひ一度、考えてみてください。
本日も読んでい頂き、ありがとうございました!
おまけ
この話の実証として、宜しければ私のTwitterを見てみてください。実際に私の人物像が分かるのか、感じた部分を教えて頂けると嬉しいです☺︎