(株)農業総合研究所を推したい
1.(株)農業総合研究所
(1) 農総研を推したい
note内のお知らせで「推したい会社」コンテストの開催を知りました。
私は推したい会社がたくさんあり、期間中に何枚の記事を投稿しようかとワクワクしています。
と言いますのも、私は過去に銀行で勤務していた頃、日経新聞を穴が開く程読まされていました。
毎朝、上司からチェックがあったので、あまり興味のない政治面や海外面も全て読んでいました。
そんな中、企業面は大好きで、毎朝楽しみにしていたくらいです。
転職をしたので今は新聞は取っていませんが、今でも様々な企業の情報収集することが趣味です。
つまり、このコンテスト…参加するしかないのです…!
今回ご紹介するのは、株式会社 農業総合研究所(以下、農総研)さんです。
(2) 何の会社?
農総研…名前だけだと何をしている会社かわかりませんよね。
研究所なので、「白衣を着た社員が何かの研究をしているのかな?」と思いきや、そうではありません。
端的に言うと、「生産者(農家)」と「消費者(買う人)」を繋ぐ会社です。
詳しくは次章でご紹介します。
2.事業内容
(1) 農家の直売所
この章では農総研の事業内容をご紹介します。
事業内容は大きく分けて二つ「農家の直売所」と「産直卸事業」です。
まず「農家の直売所」についてご紹介します。
農家から集めた新鮮な農作物を、都市部のスーパー内の特設コーナー(直売所)に最短1日で届けて販売します。
これにより、消費者は新鮮でおいしい野菜や果物を食卓に並べることができます。
さらに、この「農家の直売所」はJAや卸売会社を仲介しないので農家が受け取る収入も多くなります。
消費者は新鮮な野菜を購入でき、生産者の収入も増える。
つまり、生産者と消費者の双方にとってメリットがある事業です。
(2) 産直卸事業
次に「産直卸事業」をご紹介します。
これは農総研が農家から直接農産物を買い取り、それをスーパー等のお店に売る事業です。
農総研の社員が生産者の元に足を運び、野菜や果物の魅力を掘り起こし「ブランド化」して販売します。
この「ブランド化」が農家の方にとって大きな武器となります。
農家の方は農作物を作るのが仕事なので、野菜をブランディングするノウハウは持っていません。
私の親戚にも農家がいますが、JAの規格通りに作る事を第一優先事項と考えているそうです。
しかし、農総研の「産直卸事業」により農作物がブランディングがされれば、他の野菜とは違う独自の商材となります。
その結果、農家は安定して売り先が見つかり、消費者も付加価値の高いの農作物を買うことができます。
このように農総研が生み出す「ブランド野菜」は無限の可能性を秘めています。
3.農総研を推す理由
(1) 日本の農業を守る
次に私が農総研を推す理由について記します。
まず何よりも農家の収入を上げる事で、日本の農業を守っている事に魅力を感じています。
私のようなサラリーマンや公務員の方は安定して毎月お給料が支払われます。
しかし、農家の方は収穫するまで収入がない上に、悪天候や災害により収穫ができない年すらあります。
そんな農家の方達の収入を支えている農総研は、日本の農業そのものを守っている会社だと言えます。
(2) 新鮮で安全な野菜
農家だけでなく、消費者の立場としても農総研は推したい企業です。
自分も親の立場となり思うのですが、食材は新鮮かつ安全な物が一番です。
海外産の安価な野菜や冷凍の野菜もありますが、子どもにはできるだけ鮮度の良い野菜を食べさせたいと感じます。
「農家の直売所」ではそんな思いを叶えられる新鮮な野菜が売っています。
また農総研では農薬をデジタルで管理し、さらに残留農薬検査を定期的に行っています。
そのため、安全面も保証されています。
おいしい野菜を安心して食べれられる。
そんな素晴らしい当たり前を作っている会社です。
4.私と農総研
(1) ただのファン
最後に「私と農総研」について記します。
念の為ですが、私は農総研の社員ではありません。
そして私は農家でもありません。
一時的に農総研の株主になった事もありますが、利益が出たので売却してしまいました。
つまり、農総研とは無関係の人間です。
では私が何者なのかと言いますと…
ただの農総研のファンです。
この会社を知った時から事業内容に心奪われ応援をしています。
(2) 出会い
農総研を知ったのは日経新聞…だった思います。(もしかすると、別の雑誌だったかもしれません。記憶が曖昧で恐縮です。)
まず最初に驚いたのが、和歌山県に本社を置く会社が新規上場したという点でした。
私の父親が和歌山市出身で、たくさんの親戚が和歌山県に住んでいます。
昔から訪ねる機会が多く好きな都道府県ですが、大人になってからは「厳しい状況の地方都市」と感じるようになりました。
和歌山市の中心地にある商店街はシャッター通りで、人口減少も止まりません。
和歌山県だけでなく多くの地方都市が同じかもしれませんが、何とも形容し難い閉塞感が漂っています。
そんな和歌山県に本社を置く会社が新規上場すると聞いて、すぐに農総研について詳しく情報収集をしました。
そして調べれば調べるほど興味深い事業内容で、一瞬にしてファンになりました。
今や和歌山から日本全国に…そしていつか世界にも通用する企業だと信じています。
(3) 最後に
noteのコンテストがきっかけでしたが、本当にファンなのでスラスラ書けました。
この記事が一人でも多くの人に届き、農総研の良さを知ってもらえると嬉しいです!
そして今後も農総研が継続的に成長し、日本中の農家の所得が増え、さらに美味しい野菜が食べられる消費者も増えて欲しいと思います。
これからもファンとして応援しています!
読者の方も是非ともお近くに「農家の直売所」がないか調べてみてください。
ご拝読ありがとうございました。
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