思いがけない効能
足圧整体を習い始めて、早9ヶ月。
足圧整体は受ける側だけでなく、
施す側にも素晴らしい効能をもたらしてくれています。
まず、脚の筋肉の付き方が変わってきました。
O脚だった脚が改善して、人間ドックでは身長が1㎝も伸びる結果に。
脚が真っ直ぐになると身長も伸びるのですね(笑)
でも、足圧整体を学ぶ効能はそれだけに留まりません。
冬を迎えて、思いがけない効能に気づかされました。
親子でアイススケートリンクに遊びに行った時のことです。
私は子供の頃からスケートが苦手でした。
O脚のふくらはぎを締め付けるスケート靴がキツイし、
とにかくすぐに転んでしまうのです。
去年までは、スケート靴を履くことさえ嫌だったので、
夫に子供の付き添いをお願いする有様でした。
いつもスケート靴も借りずにリンク外で撮影係に徹していた私ですが、
今年はトライしてみようと思えたのです。
子供と手を繋いでスケートリンクに出ること2時間。
キツイはずと思っていたスケート靴ですが、
私の脚の筋肉の付き方が変わったせいか、
履いても違和感はありません。
最初は壁伝いに歩くことしかできなかったけれど、
最終的には転びそうになる子供をサポートすることができるほど、
安定して滑ることができるようになっていました。
あんなに苦手意識のあったスケートなのに何故だろうと考えた時、
片足で立つことが苦でなくなったからだと気が付きました。
足圧整体は、ほとんどの時間を片足に重心をかけて施術をします。
片足から片足へ体重を移動する、
その動きがスケートの滑り方に似ているのです。
足圧整体の体重移動。
それは、どこか武道を想起させます。
片足に重心を置いて立つ構えは、空手の後屈立ちに似ています。
ゆっくりした動作は、太極拳の動きにも似ています。
だから、自然と体幹が鍛えられるのでしょう。
苦手なはずのスケートが、足圧整体を学んだ結果、
思いがけず楽しめるようになっていたことに驚きました。
足圧整体の効能は未知数です。