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好きな遊びでもやる気がなくなる時があるのはなぜなのか?

 私の趣味は山で畑作業することです。なぜか最近になってその趣味をやろうとしないのです。仕事と違って好きでやっていることなのにやる気がない。それはなぜなのだろうか?と考えて見ると仕事と同じであることに気が付きました。


趣味の概要

 一般的な言葉でいうなら"家庭菜園が趣味です"となります。この言葉で連想する風景は貸し農園か自宅の庭で野菜や花を育てているというイメージになるでしょう。

 でも私の場合は、それじゃ物足りないのでした。最初の頃はすぐやれる貸し農園で野菜を作っていましたが物足りなかった。

 農家まがいの事がやりたくても貸してくれる土地が見付からず諦めるしかなかった。しかしある時に偶然に広い農地を貸してくれる地主さんに巡り合い広い耕作放棄地を開墾することになった。

 そしてそこにみかんの苗木を植えて育て、今はその木も成木になってみかんも収穫できるようになった。

あの頃のやり甲斐と楽しみは何だったのか

 心理学的には外発的動機づけと内発的動機づけというものがあるという。趣味でやるのだからやる気は内発動機づけによるものだろう。

 やる気とは、何らかの報酬がないと起こらないそうです。では私の趣味である山での畑作業では何を報酬としてやる気を起こしたのか?多分、2つあっただろうと思う。

  1. 耕作放棄地を開墾した後の整備された風景を見る喜び

  2. 開墾した土地にみかんの木を育て、収穫する喜び

やる気がなくなったきっかけ

 2年の歳月をかけて3000平米ほどある耕作放棄地を開墾してみかんの苗木を植えた。

 天気が良ければ毎日、畑作業に励んだ。そして10年の歳月が過ぎた正月前の年末に腰を痛めて動けなくなった。

 その為に、その年の冬は何もしないで家に閉じこもった。それは去年のことだった。

 そして今年も年末がやってきて、寒さで腰の調子が悪い事もあって山での畑作業をやろうとはしない。そういう状態が長く続いている。

やる気のない原因は

 心理学的には、チャレンジングする課題に対して報酬が高すぎずても低すぎても駄目だそうです。そして趣味における内発的動機づけの報酬はドキドキ感だそうです。

 確かに開墾してる最中では"開墾してみかんを育てるのだ!"という意気込みによるドキドキ感に満ち溢れていた。それが報酬となってやる気があったのだろう。いや、あり過ぎたのかもしれない。

 今の山の状態は、みかんの木は成木になり、収穫もできる。なので開墾作業が始まった頃の高揚感は薄れている。

 そして腰を悪くした事もあって、山での畑作業にやる気がなくなったと考えられる。

やる気を呼び起こす為には

 モチベーションの高め方には色々あるそうです。その中で2つを採用して見ようかと思いました。

それは

  1. 体調を整える

  2. 成長を感じられる課題に取り組む

 1については、もう痛めた腰は元には戻らないので如何に負担をかけないかを考えながら適度な頻度で畑作業をするように日数を調節すること。

 2については、みかんは収穫できるようになったけれどプロの農家さんが作るような甘いみかんができていない。

 なのでどうしたら甘いみかんができるのかを日々、切磋琢磨する。

 そう考えました。そして新たな年を迎えて、新たな気持ちで趣味の山での畑作業にまた勤しみたいと思っています。

参考図書;

https://lab-brains.as-1.co.jp/enjoy-learn/2023/05/47567/


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