#04あなたが仕事で大事にしている3つの価値観は?経営者に「営業の三原色」を聞いてみた
こんにちは!私は経営コンサルタントの秘書をしております。今日は、弊社で新たに発足した大きなプロジェクト「商い学(あきないがく)」についての記事第4弾をお届けします。
過去の商い学の記事をまだ読んでない方はぜひそちらも読んでください。
今回のテーマは、「すべての仕事において大切にすべき3つの価値観とは何か?」、そして「営業を構成する『三原色』とは?」です。
あなたは営業の現場でこんな悩みを抱えていませんか?
「今月の数字、どうにか達成したいけど、何を優先すればいいのかわからない!」
「顧客の課題を解決しろって言われても、課題が多すぎて逆にこっちが困ってる!」
「結局、営業で一番大事なのって何?」
今回のテーマは、「営業を成功に導く三原色」。色の三原色がすべての色を生み出すように、営業の三原色を押さえれば、どんな課題も解決できるようになる…かもしれません!
なぜ「三原色」なのか?
三原色とは、色の世界で基本となる3つの要素を指します。たとえば、光の三原色(赤・緑・青)は、組み合わせることであらゆる色を作り出せます。同じように、「仕事」や「営業」においても、基本となる3つの要素を見つけ、それらをバランスよく実践することで、無限の可能性が広がるのではないか。そんな考えから、今回の対談が始まりました。
漆山×本藤:経営者による「営業の三原色」対談
以下は、8社の経営経験をもつ漆山さんと、弊社社長である本藤による対談です。具体的なエピソードや実践に基づいたリアルな内容となっており、多くの気づきと学びが詰まっています。
漆山×本藤:経営者が語る「営業の三原色」
本藤:「漆山さん、営業における三原色とは何だと思いますか?」
漆山:「それはもう『心・技・体』ですね。営業マンも人間ですから、この3つのバランスが整っていないと、長く成果を出し続けるのは難しいです。」
本藤:「なるほど!光の三原色がすべての色を生み出すように、『心・技・体』もすべての営業活動を支える要素ということですね。」
漆山:「その通りです。『心』はお客様や仕事に対する姿勢や情熱、倫理観を指します。『技』は専門的な知識やスキルで、課題解決能力が求められます。そして『体』は健康状態や行動力、実践力を意味します。この3つがバランスよく揃ってこそ、真のプロフェッショナルと呼べる営業ができるのです。」
成功事例:営業チームの「心」を磨く
漆山さんが語ったのは、ある中小企業の営業チームを指導したエピソードです。
漆山:「彼らは技術力は高かったのですが、お客様のニーズを深く理解できていませんでした。そこで、まず『心』を強化するために、業界動向や課題を徹底的に調査し、お客様の立場に立つ訓練をしました。その結果、提案の質が向上し、受注率が大幅に上がりました。行動力も増してチーム全体のパフォーマンスが飛躍的に向上しました。」
営業における「心・技・体」
漆山さんによると、営業マンの「心・技・体」とは以下のようなものです。
心:お客様への誠実な姿勢、情熱、そして「俺がこのお客様を幸せにする!」というGiverの精神。
例:お客様が困っていると聞けば、昼休みを返上してでも資料を届ける情熱。技:提案力、ヒアリング力、課題解決能力。営業の武器をしっかり磨くことが重要です。
例:「提案資料、これ15ページもあるんだけど、1ページで話せない?」という上司の指摘にも瞬時に応える。体:体力、実践力、そして訪問を繰り返す行動力。健康第一で、粘り強く動き続ける力が必要です。
例:3件連続で商談が入っても、昼休みに駅そばをかっこんで次の商談に向かうタフネス。
営業マンよ、自分の三原色を見つけよう!
私はこの対談を通して、自分自身の営業の三原色を定義しました。それは…
誠実さ
Giverの精神
行動力
ビジネスマンの皆さん、あなたにとっての三原色は何ですか?
「今月の成果が出ていない…」「自分の課題が分からない…」というときに、「自分の三原色に立ち返る」というのは案外効果的かもしれません。
ぜひ自分の「三原色」を考え、それをお守りのように持ちながら、次の商談に挑んでみてください。
「商い学」の哲学は、抽象的なものではなく、日々の行動や価値観に落とし込める実践的な学問です。今後も商い学のエッセンスを発信していきますので、フォローしていただけると嬉しいです!
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