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カットモデルになってみた
カットモデルになってみた。正直に言って、今まで私は「若者の夢を応援する」みたいなことの本当の意味を理解していなかったんだなと実感した話をする。
私はショートヘアが好きで、ここ卒業後はずっとショートヘアを通しているんだけど、生来の面倒くさがりのせいで気分が乗らなかったり、美容院に行くのが億劫になったり、前職で臨時職員さんからハサミで脅されたこともあり、ハサミを使う場所を避けていたりして、伸びることもあった。
でも推しの美容師さんもいないし、行きたい美容院もないしな~と友人に話したら、「それならカットモデルになって若者の夢を応援しなよ!」と言われた。
minimoっていうアプリ(Webサイト)で調べると、カットモデルを探している美容師さんを見つけることができるとのこと。
というわけで、minimoを使って例を調べて、好みのスタイリングをする美容師さんを見つけたので、予約してみた。
予約当日、普通に行って、カットしてもらってきた。なんと時間があるときは、カラーリングまでしてもらえるらしい。しかも、サービスを受けるのでお金がかかると思っていたんだけど、なんとお金は受け取らないとのこと。
話を聞いていると、どうやらお店で切らせてもらえるようになるテストがあり、そのテストの課題がショートカットらしい。なので、その美容師さんは、ショートカットに切らせてくれるモデルさんを探していたわけだ。ショートカットに切らせてもらえるなら、ちょっと切るだけでもぜひ来てほしいとのことだった。
予約を受け付けられる時間が営業後とかになってしまうので、なかなか普通のお客さんは時間が合わず、キャンセルされることもあるとのこと。ちゃんと時間通り行くだけで感謝してもらえるなんて…
カット自体は、予約した美容師さんが切ったものを先輩美容師さんがチェックして、直したほうがいいところを教えてくれるので、その助言を基に再度切り直してくれる。
それに、どういう髪型にしたいかもかなり細かく聞いてもらえた。似合わない髪型をお願いしたときは、「今日着ているような服が好きなら、あまり短すぎる髪型は似合わないかもしれない」という感じで教えてもらえるので、「それならこういう髪型で」とお願いしやすかった。無料なのにここまで話を聞いてもらえるなんて…感動。ていうか今まで行っていた美容院は、正規の料金を支払っているのに何だったんだ?と思うくらいの接客レベルだった。
何度か通って、この子を応援しよう!みたいな気持ちが出てきて、お高いサロン専用シャンプーみたいなものを買ってしまった。ど、どうせ無印良品のシャンプー切れそうになっていたし(言い訳)。その子に少しでも還元されるといいなと思いながら…
お気に入りの美容師さんがいない人は、ぜひカットモデルになって、推しの美容師さんを見つけてほしい。推しができて、日常を気分良く過ごすことができるようになった気がする。目の前が明るいというか。
ただ、無料で何度も切ってもらっているので、そろそろ差し入れくらいはしようかなあと悩んでいる。その子がデビューしたときはDiorのリップマキシマイザーをプレゼントしようと思っていたんだけど、やっぱり中々美容師デビューの道は厳しそう。
というわけで、次回お願いするときは、ちょっとしたお菓子を差し入れしよう。