060904 日記 ノー残業デー
働き方改革。
昨今、教育現場でよく聞く言葉。
”ブラック学校””定額働かせ放題”も併せてよく聞く。
先日、新聞に教育調整額の増額が載っていた。4%から13%へ。
給料が上がるのは良いことだけど、残業の時間から考えればそれでも足りないと感じる。残業しない先生も一律にもらえるしね。
教員不足とも言われる。実際に現場の平均年齢は高い。校長の私よりも年上の職員が5人くらいいる。
教職員にとって、1番負担となっているのは、”問題のある”生徒と保護者の対応ではないかと感じる。一般的な常識が通じない人は一定数で存在する。
「うちの子がガラスをたたいて割ったのは、学校が興奮させたから。止められなかった学校が悪い。」と言って故意に割ったにもかかわらず、ガラス代を弁償しない保護者。
明らかにたばこ臭いのに「吸っていない」と認めない生徒と保護者。挙げ句の果てには「生徒を疑うのか?」と逆ギレする保護者。
学校の教員なんて、と初めからマウントを取って馬鹿にしてくる医師の保護者とその息子。
数え上げればきりがない。書いてるだけでむかついてくる。
万引きしました、喫煙しています、公園でけんかしてます、大音量で音楽かけてうるさい、と学校には常に近隣からもクレームが来る。
放課後や休日でもクレームはやってくる。
もうそれは学校の範疇ではありません。
というわけで、今日は週に一度のノー残業デー。
働き方改革の一環です。その分のしわ寄せが他の日に、という意見もあるけどね。たまには定時で帰って、先生も家庭に戻りましょう。