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仕事も 子育ても 趣味も ~平等に選択できる社会であって欲しい~

~誰もが安心して成長できる社会をつくりたい~

人見知りで、声が小さく、コミュ障。短所をあげたらキリがない!
だけど、自分にできる精一杯のことをやり続けた結果、
少しづつ成長し続けてきた、県庁職員のこっぺぱんです。

そんな自分にもできた「誰もが安心して成長できる仕事術」について、
実務体験を基に、コツやつまずくポイントを中心に書いています。
本に書いてあるような理論も大切ですが、実務ならではの視点もぜひ参考にしていただければ幸いです。


スポーツをやりたいのに我慢?

先日、いつも通っている合気道の道場の稽古に、
高校生のお子さんと一緒に、
ワクワクしながら、女性の体験者が来られました。

なぜ体験に興味を持ったのか聞いたところ、

「昔からやってみたかったんだけど、仕事に子育てにワンオペで、ずっと余裕がなくて、ようやく子どもが大きくなってきたので、一緒に来た!」

とのこと。

女性のスポーツ実施率

女性のスポーツ実施率が、男性よりも低いのをご存じでしょうか?
特に、50代までの働く世代の実施率が、男性と比べてとても低いのです。

一方で、60代になると女性のスポーツ実施率が男性を逆転するので、
男性のほうがスポーツ好きな人が多いからというような理由だけではないと思います。

道場の先生曰く、合気道は、大学生は、男性よりも女性の部員のほうが多いそうです。なのに、社会人になると減っていってしまうと・・・。
(先生も女性で、結婚、出産といったライフイベント中も、ずっと合気道を続けてこられた方で、誰もが楽しめる社会を目指されています)

スポーツ庁調査

潜在意識も影響?

心理学で「成功回避動機」というものがあります。
これは、人間は、成功を強く願ったり、達成感という充実した感覚を得るために努力する反面、成功を恐れて成功を回避しようとすることを言います。

この成功を恐れる動機は、実験の結果、男性よりも女性に強い傾向が見られるそうです。

なぜ、女性に強い傾向が見られたか調査したところ、

  • 成功すれば、家族との生活に支障が出てしまうのではないか?

  • 子育てとの両立ができるだろうか?

など不安を覚えるそうです。

日本では、伝統的に、男性は社会的達成を、女性は受容的な側面を求められてきたという歴史があり、このようなことが影響していると考えられています。

子育てはもちろん大変なものですが、経験上、夫婦で協力し合えば、たまの休日にスポーツや趣味による安らぎの時間を取ることは十分可能に思いますし、スポーツは、健康的でみんなが笑顔になるので、子どもにとっても好影響だと思いますが、こういう潜在的な意識も影響しているのかもしれません。
特に、男性が本気になって理解し、日々の生活での「実践」に落とし込んでいかなければならないと思います。


男女格差の現状

ちなみに、男女共同参画といわれて久しいですが、まだまだ社会的には、男女の格差があるように思います。
下のグラフを見ると、共働き世帯が増えている世の中にあっても、女性の正規雇用比率は、20代後半のピークでさえ6割に満たず、そこからずっと下落しています。
(一方、男性は、20代後半~50代までは、ほぼ9割が正規雇用です)

総務省 労働力調査(基本集計)

もちろん、価値観は人それぞれなので、一人ひとりが幸福な生活を送れればいいのは言うまでもありません。


webは4.0でも、人間の進化は1.0のままなのか?

ダーウィンの進化論では、生物が自然選択によって環境に適応して進化してきたとされていますが、現代社会の文化・考え方は、人間の遺伝子の進化では追いつけないスピードで変化し続けています。

時代に合わせて考え方を変化できるのは、「遺伝子」レベルでしかできないのか「学習・知能」で補えるのか。


やっぱり、人間の日々の努力や共感、そして成長によって、社会を変えられると思いたい!


🥖最後までお読みいただきありがとうございます🥖

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