10代20代の失恋の傷って放置しがちだった。
夜はまだ冷えるけど
やっと緑が出てきた。
今思えば
警戒心が強烈になったのは
10代の頃、初めてできた恋人に裏切られた、
同時に友人だと思ってた子たちにも
裏切られてたと知ってしまったあたりからかも。
同性の友人をもつのも怖くなって
異性には大切にされないと
思い込むことで
自分を守り続けた。
気にしないフリをしながら
何日も
ひとりで泣いていた
色んな感情を振り払うのに必死だった
憎いとか悔しいとか悲しいとか辛いとか
全部無いことにしようとして
何もかも力任せにねじ伏せていた
悲しくて当たり前なのに
死にたくなるほど苦しくなって
当然なのに
自分さえ、自分の本音に鞭打って
知らん顔
今からでも遅くないよな
その時の傷跡は消せないけど
いい加減、認めて許してあげたい
当時は向き合う術も力も無かったけど
今ならきっと大丈夫。
真摯に向き合ってくれる人も
大切だと思える人もいるし、
当時とは全く状況も
思考も違う。
あの時より
少しは成長できてるって信じたい
どんな感情も
“愛おしい”
なんて、いつかは思ってみたい。