ほぼ日手帳(撮影の極意とな)
アクセサリーを作るだけでは物は売れぬのだよ、ワトスン君。
私の脳内にはハンチングを被ったホームズっぽい何かが住んでいて、しょっちゅう壁を破壊したり飛び跳ねたりして、架空のワトスン君へ仰々しくのたまうのだけど、今回ばかりは同意する。
アクセサリーを作り始めていつの間にか3年目に入り、ウェブサイトで細々と販売しているけれど、写真の善し悪しで売上がまったく違うのだ。
そりゃそうだよね。
通販サイトが珍しくない時代になって、自分のその利便性に助かっているけれども購入する側にとっては、説明文と画像で物を購入するか否か判断するのだから。
おいしそうなコーヒーの写真とおいしくなさそうなコーヒーの写真なら、確実に前者を買う。
今日は朝日が入るなか、4月に販売予定のブレスレットやイヤリングを撮影して、それでももっとうまく撮りたいなぁとうろうろしていた。
そう、推理中のホームズっぽく。脳内のホームズっぽい何かも一緒にうろうろしてくれたので、私と何かはつながっているのかもしれない。
極意を伝えるヒゲの人か、編み物好きなご婦人を訪ねていくか。いるかわからないけどね。