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ほぼ日手帳(新年度の断捨離)

子供達の新年度はばたばたと忙しい。新しい部活や委員会、春の遠足への下準備にはじまり、ノートがないや鉛筆が足りないと日々言ってくる。
あれだけ事前に準備して、新しい鉛筆をそろえて必要な分を筆箱に入れておくんだよと言って筆箱に入れたことを見ていても、翌日には無くして帰ってくるのがお約束だと思ってるのかもしれない。
まあ本人が気づいて足りないものを伝えたり、学校からの手紙や時間割に気が配れるようになったりしたのだから、少しずつ成長しているし、私もサポートする体勢は万全だから安心してくれているということだろう。買った翌日に傘をめきょめきょに壊してくるなどのどんな剛速球だろうが、百戦錬磨の受け身をとってキャッチして進ぜよう。
ところで、私の新年度の準備をやっと始めた。そもそも私はたくさん荷物を管理するのがとても苦手で、新年度の季節に合わせて不要な服や、シーツ、家具を捨てている。穴が何度も空いて繕うことも断念した靴下や10年以上前の家計簿が出てきたので、もはや着ないセーターと天秤にかけるまでもなく靴下たちをゴミ袋へ。
セーターは何年も袖を通していないけれど、亡くなった曾祖母が編んでくれたものなので殿堂入りというやつだ。他にも手先の器用な祖母が編んだタティングレースや父が大事にしているガラス製の碁石など、殿堂入りのがある。
子どもの新年度の準備が終わって、私の断捨離が始まるとそれらと再会して褪せた思い出のページを開く機会なものだから、私が元気なうちは今後も新年度の断捨離は続くだろう。

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