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うつとは行きません3

うつになる原因ははっきりしているのだけど、あまりに生々しいし、複合的に絡まり合ってどうひもといてみたらいいものか。あれだ、すんごい長く作ったあやとりの紐が毛糸のひもで、さらに毛羽だった状態でからまり、なんとかそれをほぐそうと試行錯誤したけれども悪化し、いかんともしがたい。そんな状況。
そんなわけでうつに対する周辺の二次加害とか、二次被害とかを書こうと思う。
当時の私はまだおのれがうつだなんて把握してなかったから、非常に疲れやすい体や仕事中の弊害、不眠関係を体力がないからだと思っていた。
買い物行って、計算できなくてスマホの電卓何回も初めからやり直したり、音や人の声、光りが非常に目と耳に痛みが走るくらい苦手で自宅で耳栓しながら過ごしていたりした。
体力がないから、こんなこともできんのかとか。体弱いから寝付くまでに3時間以上かけてやっと明け方にうとうとするのかとか。
調べればすぐ、うつ傾向にあるとわかりそうなものなのに、ダメだね。調べようとしても全然違うこと検索してるから。
体力、筋力をつけるには。とかね。違うっていうの。
周囲の人にはかなり待ってもらう必要があるし、短気な人はやっぱり「使えねえな」とか言うわけだよ。
そういう風にとげとげしい言葉を言う人は、ほとんど男性ね。私の観測範囲では。
「イライラさせてるからしょうがないよ」とかさらに私へ面と向かって言うわけだよ。
今なら、いやしょうがなくねえわ、お前の思考がおかしいんじゃない? とかすぐ思えるようになったけれど、当時は私が我慢すれば丸く収まるとか、へらへら笑ってれば軽い中傷で済むとか、そればかり考えてたよ。
今思うからこそ、当時の私に対して言えることがある。
「私は私です。誰の所有物でもないし、一人で我慢する必要はない」
早く逃げなさい。

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