うつとは行きません2

うつとはもう行かないと決めた私だが、いわゆる小波というか前兆があった。
そこで気づけば良かった、というのはあとから気づく話で、当時はなにがどうでなにが原因とか全く分からなかったのだから、どうしようもない。
記憶もほとんど抜け落ちて、嫌な記憶、楽しかった記憶も実はあんまり覚えてない。ただどの場所にいたなぁ、あの時は驚くほど寒くて眠れなかったとか、どしゃ降りの音すごかったなぁとか断片的なものが残っている。
勤めていた時に困ったのは、たしか10分くらいしか継続して座れなかったこと。あと作業進捗が覚えられなくて周囲に迷惑をかけてたこと。
メモまでして、隣の上司に確認してもらって、それでも出来ていなかった。
10分しか座れないっていうのは、ほんと笑っちゃうんだけど、手足がぶるぶる震えてきてトイレへ逃げ込んでいた。
席へ戻って、少しだけ仕事進めて、またトイレへ逃げ込む。なんのヒットエンドランなんだろか。
職種合わないんかなぁくらいに考えてたんだよね。
でも違う職種へ行ってもダメだったから、ああ～～自分ってほんと仕事も出来ないダメ人間とか思ってたわけだよ。その頃はね。