日々、チャレンジ中🍠
2年目の壁⁉︎
オリジナルブランド「やきいもかぞく」販売のシーズン2を迎えた育家(はぐハウス)
今季は、小さいSサイズを焼き芋にした「ちびっこセット」の販売にチャレンジ!
全国の育家ファミリーから、「美味しい!」との声が届いて、安堵感と喜びに浸る一方で、「昨年より、ねっとり感が少ない気がする」との率直な感想に懸念も。
「飲める焼き芋」と言われるほどのしっとり・ねっとり感が特徴の1つでもある「やきいもかぞく」
できたてのホームページでも書いている☟
https://yakiimo-kazoku.studio.site
確かに、焼き上がりの芋の中に、固めのホクホクの芋も一部あり、発送前の際にはしっとりの芋を厳選して梱包していた。
それが、この数日、固めの芋が半数近くに増えた。
焼き上がりは、しっとりトロトロなのに、冷めると固めのホクホクになる。
冷めても、しっとり感が続く「やきいもかぞく」のイメージと違う⁉︎
味は、フツーに美味しいんだけど、、、
あの、しっとり・ねっとり感と濃厚な甘さとは
「ナンカ、チガウ⁇⁇⁇」
研究の毎日
芋の熟成期間・大きさ・太さや、オーブンの個性を考慮しながら、芋の並べ方や温度や時間を変えて焼いては食べ、食べては検証して振り返り、焼き上がりの蒸発を最小限にするために冷まし方を工夫してみたり、アイデアを出尽くしても一進一退。
そこで、焼き芋の師匠である母に相談して、焼いてもらうことに!
その結果は、、、
焼き立ては、しっとりトロトロの芋が、冷めると3分の1近くはホクホクに。
「もう少し、芋の熟成を待ってみたら?」というアドバイス。
そっかぁ。
熟成の問題かぁ⁉︎
それもある。
ん〜、でも、それだけじゃない!
原点に戻る
〔とっくん〕から
「原点に戻ってみよう^ ^」という提案。
「そもそも、なぜSサイズを焼き芋にしようとしたのか?」
1.今シーズンの「やきいもかぞく」を楽しみに待っている皆さんに、少しでも早く届けたい!
👉熟成が早い小さいSサイズの芋たちを、ひと足先に焼き芋にしてお届けしよう!
2.青果用で安価で売られたり、傷みやすいSサイズの芋たちに、これまで以上の価値を見出したい!
👆これらをクリアすべく、焼き芋農家2年生として、チャレンジしたい!!!
そして、その結果、
あわよくば、
「美味しい!」という声や、こんな笑顔に出会えたらラッキー‼︎
子供だけでなく、こんな無邪気な大人の笑顔にも☟
十芋十色🍠
昨年の熟成が進んだ時と同様の、「しっとり・ねっとりな焼き芋を焼かなくてはいけない!」と、自分たちに課し、
「価値を見出したい」はずのSサイズの芋たちを、ホクホクだという理由で、「やきいもかぞく」と認めず、廃棄しようかとも考えていた‼︎
ホクホクも個性やん!
「みんな違って、みんないい」やん!
自然の物をコントロールできんやん!
「個性を味わう焼き芋」だということを、自分たち自身が、うっかり見失っていた。
ホームページの最初の最初に
謳ってたや〜ん☟
「個性を味わう焼き芋」って。
現状を受け止めることを恐れるほど焦ってた‼︎
そして、
チャレンジする自分を非難しては、チャレンジする自分のどんな変化も、熟成と共に移ろいゆく芋のどんな変化も、愉しむことを忘れていた!
あ〜、もったいない‼︎
こんなに幸せな環境は、ないではないか‼︎
ということで、
ホクホクな焼き芋も「やきいもかぞく」として、お届けしていこう🍠
審芋眼を養い、焼く技術も磨くことも継続しながら。