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宙を飛び回った現役時代
まずは自己紹介です。
天の仰せどおりにきた
ラスト-ローブは、欲がなくて、早く働きたくて
勢いに乗って、調子に乗って、大きな決断をして
人から離れて、ショートカットしてしまいました。
戦後、近代日本/民主国家への建設の時代。
GHQ占領期のド真ん中で産声を上げた、私。
いわば、途方に暮れ、独りぼっちだった、私。
いま想えば、家では親兄弟に、小学校では先生に
いいように弄ばれ、虐げられていましたよ。
だからでしょう、ただ大人しいだけの田舎坊主。
いまの大学進学は、義務教育同然のみちですかね。
当時は、黙っていれば高卒コースは普通でした。
親がそうだったし、兄弟のあいだでもそうでした。
それを想うと、複雑です。極貧の境遇で、お蔭さまで
天の仰せどおりにして、それが最善だったような…
いわば、学際的位置と脇道を歩むことになります。
全盛期はまるで千と千尋の世界
(第一のトンネルの向こうは高度成長期)
就職先は、大手化学メーカー。化学繊維事業部門でした。
私の歩みは、人事主導の会社人間ではなかったのです。
千と千尋の神隠しのように、終始、奇異に展開されます。
はじめはプラント設計の技術(化学工学/機械工学)
→(生産工学/経営工学)→生産技術→改善技術→
効率化活動→設備管理→コスト管理→(創造性工学)
(第二のトンネルの向こうはコンサルファーム:転職)
→改善効果の創出力を売る日本屈指のコンサル技術
→製品の改善/開発の指導技術(価値工学/コスト工学)
→海外企業担当を拝命して、省エネ等のコンサル活動
→大手企業技術職プロマネ研修(長期コンサル契約)
→新しい生産管理システム(増産/納期)の改善指導
(第三のトンネルの向こうは某大学の委嘱講師)
→上述を基盤に管理/監督者教育→中堅社員教育
→官公庁の管理/監督職教育で多忙を極める
→大手食品企業の新生産管理システム導入指導
→売上向上のための経営管理と組織改革指導
(第四のトンネルの向こうはフリーランサー)
→某大学大学院にて研究開発リーダーシップ教育受嘱
→某省における組織の後継者教育研修(長期活動)
→中小企業大学校にてマネジメント/研究開発研修
→大手物流企業の管理職研修(長期活動)
→ポスト競争戦略と脱構築の応用研究→etc.
(全部のトンネルを戻って、現在に至る)
→〝需要と分配〟をキーワードに好循環の研究継続
→〝実体経済成長のための経営課題〟の研究継続
→事業と経営に潜む革新課題追求プログラム立案
→事業革新と〝好売上と好賃金〟の課題研究継続
いまも、私はじゅうぶん元気です。
最後の脳みその一葉(Last lobe)まで生かします。
枯れ木ばかりの愚稿、お読みいただき誠に恐縮です。