糖質の話
今回のテーマはこれ。
直球です。
単糖類とか、多糖類とか、消化吸収がどうとか、は軽くだけ。
以前説明したように糖質は消費できなかった分は脂肪にとりこまれます。
糖質の種類によって消化・吸収の速度が違いますが、吸収され血液中に溶けた後は(血糖値上昇→インスリン放出→筋や脂肪などの組織へ)、筋肉で消費しないと余分になってしまうわけです。
いわゆる、血糖値が急激に上がると太る、です。
代謝異常がなければ、血糖値は1~2時間で下がっていきますが、つまりそれが消費する制限時間なわけで。
METsでいうと、ウォーキングは3METs、50kgの人であれば1時間歩き続けたところで150kcalしか消費できません(詳しくは↓「医学的ダイエット③」を見てください💧)。
200kcal分の糖質を食べていたら50kcal分は脂肪行きですね。
多糖類であれば時間をかけて(4~6時間程度)徐々に血糖値が上昇するので、仕事などで動き続けるだけでも消費が間に合いやすいと思いますが、単糖類や二糖類は吸収が早い(10分かからないことも)のでしっかり消費しないとすぐに脂肪になりますよ、と。
以上前置き終わり!
さて、メインは『人は何故糖質を求めるのか』
かっこよく言ってみても、デブのスタンドが見えそうですが、、、
やはり医学的な原因があるのです。
タバコやお酒、薬物は脳内で快楽物質を出すため、高揚感が得られ、精神的に依存し、徐々に身体的にも症状(離脱症状)が見られるようになり、依存症となります。
、、、糖も同じです。
糖を摂取し、甘味を感じると脳は脳内麻薬(βエンドルフィン)を放出します。
その次の段階として、脳の報酬系という部分が働き、ドーパミンが分泌されます。
ドーパミンが働くと、おいしいものを食べたいという欲求が高まり、また食べてしまう。
食べるとまた、快感が得られるとともに、さらなる食欲がかきたてられます。
無限ループの完成、完全な依存症です。
これが糖=マイルドドラッグと言われる所以であり、本能的に糖質を求めているといっても過言ではない、と思いませんか?
まぁ強い依存ではないので4日我慢すれば治りますけどね(↓「三日坊主~」参照)。
最後にチェックリストを用意しました。
イライラしたり不安を感じる。
気分の浮き沈みが激しい。
疲労感や倦怠感がある。
イライラすると甘いものを食べたくなる。
甘いものを食べると幸せを感じ、疲れが吹き飛ぶ気がする。
空腹でもないのに、何か食べたくなる。
甘いものを我慢できない。
直接的な項目も多いですが、1つでも当てはまれば注意だそうです。
私は5つくらい当てはまりますね、、、💧
ではでは良き糖質コントロールを。
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