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【LGBTQ】日本一の最低男※私の家族はニセモノだった2話に泣いた

結論、素晴らしいドラマでした😭
しかし、私の長いど偏見前置きを失礼致します笑
全然スクロールしてしまってOKです🙆‍♀️

恐れていた事態が起きましたね。
1/16放送の「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」
今回はゲイカップルのお話になりました。
なんかね、放送前は心がすんごいムズムズした。

私もLGBTQ当事者として、こういった話は真摯に向き合いたいとは考えているものの…
え、なんだろう。
LGBTQが少数派であることや珍しい存在で大変理解され難いもの、
みたいな演出を見るとなんとも言えないのよ😌
しかも中途半端に取り扱われると余計にむず痒くて…🤣
LGBTQ映像作品作るならば、
「窮鼠はチーズの夢を見る」や「エゴイスト」、
「おっさんずラブ」「チェイサーゲームW」など、
このくらい振り切ってやってほしいのが本音よ🗣️
(しかも全て当事者にリスペクト感じる良作です)

いやでもね、わかるよ。
取材や調査をしているだろうとはいえ、ドラマ製作陣はストレートの方多いだろうし、
想像の範囲内で未経験の出来事描くなんて、
そら難しいに決まってるよねと🤷‍♀️

私だって現在普通の会社員の身で、
刑事ものの話や消防士の話描けって言われたら、
クレーム大殺到の迷作を生み出す自信しかないし🤣
だからそんなに期待はしていないわけですよ。

↑ま、これも全て放送前のお話ですが…

カップルの片方(写真右側)の話し方が独特で、
これは役作り?癖?となかなか戸惑いましたが、
だんだん型にハマってきてしまうから不思議。
中村倫也さん味のある俳優さんでした🤵‍♂️

まずこちらのドラマ、
「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」は、
政治家を目指す一平(香取慎吾さん)が、
なんやかんやあって妹家族と同居を始め、
なんやかんや周りを救っていく、といったようなお話なのですが……

※下記あらすじと微ネタバレ
2日前のドラマを思い出しながら書いているので相違あってもご容赦ください🙇‍♀️
↓↓↓

票集めの為、地元有力者とコンタクトを取る一平。
そこにいたのは頑固一徹な不動産屋のおじ様。
最初は話を全く聞いてもらえなかったものの、
自身や周りの境遇を話して共感を誘う。
そこで一平は、彼が妻を亡くし息子と二人三脚で生きてきたものの…
最近その息子が実家に帰ってこないことを知る。

こちらの息子さん、実は同居している甥っ子の保育園の先生で、
ここもなんやかんやあって、
実は彼はゲイで、将来を約束したパートナーがいることが判明😳ステキね。
しかし過去に色々あり、昭和お父様へのカミングアウトに懸念を抱いていた。
それで実家に帰れていない…と息子さんは話す。

そこで性格ちょい(?)悪めな一平は、
親子の溝を埋めれば頑固一徹親父の心を掴んで票入るんじゃね?と企み、
ある計画を考える…といったような感じ。

この時点ではまだ「あーよくあるLGBTQ中途半端に入れた感じのドラマね、はいはい」👋と、
おなか掻きながら見ていた私だったけれども、
終盤に連れて心を打たれていく場面が……😢

その後一平は、「ニュースでLGBTQ特集を組むからその取材を受けてほしい(本当は頑固親父の支援が欲しくて)」と2人に近づくのですが、
物語の展開的に一平の思惑は息子さんにバレてしまいます。そのときに彼は……

「僕たちは誰かを感動させるための素材じゃない。大変でしたねと言ったけれどゲイだからって全ての瞬間が辛いわけじゃない。
大変という言葉で僕たちを括らないでほしい。
僕たちは可哀想な人じゃない」(超割愛)
と一蹴。

あーーースッキリ!!!🎉🎉🎉
よく言った!えらいよ👏👏

彼の言葉にハッとしました。
そうだ…私が今までこういった類の物語に嫌悪感を抱いていたのは、
なんとなくLGBTQをお涙頂戴の素材だったり、
苦悩や葛藤があることが前提の悲しい出来事のように描かれていたりと、
「LGBTQってこんなもんだよね」といった無意識なレッテルが嫌だったんだなぁと。
いや、考えすぎかもだけどね?ね?

そういうことだ、絶対にそうだ。
気が付けてしまった…
しかも、それをドラマ内で言い放ってしまうなんていい試み。
少し皮肉めいていて、かつ説得力を感じる。

その後もなんやかんやあって、
息子さんとお父様は無事分かり合えることが出来てめでたしめでたし。

ラストの電話のシーン、お父様の、
「次はお相手も連れて帰っておいで。いつ帰る?ほら、梅ジュース作っておかないと」(超うる覚え)に涙が止まりませんでした。
ちなみに梅ジュースは息子さんの大好物です。

このドラマ、いつも終盤泣いちゃうのよ。
先週もお遊戯会のシーンに思わず泣いてしまいました😢

本当によかった…最後まで見てよかった。
勘違いしてすみません、リスペクトも感じられる最高なお話でした。

あと志尊淳さん、LGBTQに関わる作品出過ぎてもうそんな風に見えてきちゃったよ。
「半分、青い」「おっさんずラブ※劇場版」、
噂じゃ「52ヘルツのクジラたち」もそういった役と聞きました。いいね👍
いろんな役が出来るなんて普通にすごいし、
たとえそうだったとしても、ステキなことに変わりはない。

あかん、過去1文字数多いな笑
ここまで読んでいただきありがとうございました😊
ではではまた🖐️

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