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今日の筆文字 儀


6月24日

ナスDの大冒険 天空のヒマラヤ部族【鳥葬】


ナスDら一行はアカデミー賞ノミネート映画「キャラバン」の

舞台となったツァルカ村に潜入しました。


激流に流されそうな過酷な道を渡ると

村全体が石造りの砦のようになったツァルカ村が現れました。

標高約5000m、人口約300人、

電気も水道もない昔ながらの生活。

その不自由さの中にトランシーバーやソーラーパネル、お酒、缶ジュース、

チョコレートなど現代の生活と昔の生活が混ざり合っている。

食事は白米にヨーグルト、唐辛子をかけたもの。

乳製品と唐辛子を組み合わせた食事が多いのだそう。

ちょうど大麦の収穫が行われていて

畑仕事は女性の仕事、収穫以外は男性は手伝いません。

男性は山へ冬虫夏草を取りに行きます。


特に興味深かったのは偶然にもドルポ地方の神聖な伝統儀式「鳥葬」に

遭遇したシーンです。

鳥葬は遺体を山の上へ持って行き、ハゲワシに食べさせ天にかえすこと。


岩の上に遺体を置き、僧侶が神々に祈り葬儀を行う許しを乞う。

遺体を鳥が食べやすいように刃物で切っていく。

しばらくして20羽以上のハゲワシが飛んできて遺体をついばむ。

骨だけになると石で砕き残さず鳥に食べてもらう。

天に鳥が全部持って行くことから天葬とも言われる。


墓地に適した土地がなく、鳥葬が一般的だといいます。

屍は魂の抜け去った物体に過ぎず、遺骨や墓を残すより

魂が無事に天にたどり着くよう祈ることが大切。

ツァルカの人達にとって、鳥葬は最高の葬儀。

はるか昔から生命全てが循環しているという証明ですね。


今日の筆文字は儀です 難易度★★★

書き方のポイント 王の箇所をつめぎみに

気が向いたら書いてみてください


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