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コーヒー沼を語らせて
豊臣秀吉が茶の世界に魅了されてついには千利休をこの世から抹殺するほどまでに沼にハマってしまったように、コーヒーにまつわるエトセトラ話は尽きないものと思われます。現在うちの狭い台所の3分の1を占めていると思われる憎(愛)らしいマシーン達+コーヒー器具達をご紹介します。
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普段は画面中央のオレンジ色のモカマスター(オランダ製)です。少量でもスイッチ入れるだけで、完璧な温度コントロールとハンドドリップに近いクオリティを再現できるという小さなマシーンに頼っております。朝、眠いときにも忙しい毎日にも便利。
ここにやってきたのがエスプレッソマシーン。数年前中古で購入しました。エスプレッソといえばイタリア、それでイタリア製Rancilio。同時にエスプレッソを作る上で基本中の基本となるのがコーヒー豆をフワッフワの粉までしっかりグラインド(砕くのではなく削る)してくれるコーヒー豆グラインダーということで、それまで持っていた普通のグラインダーをアップグレードしました。
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このエスプレッソマシーン、作る前に20分ほど温め立ち上げをする必要があって、しかもタンピングの具合なのか、豆の具合なのか、粉がどこかに詰まって掃除が行き届いていなかったせいなのか、失敗することもあり毎回完璧なエスプレッソ作ることがいまだにできないでいます。このエスプレッソマシーンを購入してからカフェでエスプレッソを作ってくれるバリスタをめちゃめちゃ凝視するようになりました。あんなに簡単にサクッと作れるの、やっぱりプロはプロだよね、まあエスプレッソマシーンもカフェにあるものは数倍大きいし、値段も飛び抜けて高そうだけども。そして、なかなか慣れないので、お友達が来たときにサクッとエスプレッソを作って出してあげる、ということが残念ながらできないままです。私は多分HSPなので(最近知ったよ!)、誰かに見られていると緊張して集中できない(おしゃべりしながらエスプレッソを作るなんで絶対無理)、そういえば気持ち、バリスタの人も寡黙な印象がないですかね?
でも、モカマスター(前述)は1〜2杯用なので仕方なくさらに購入したのがお友達が来たとき用のChemexのハンドドリップ。これは苦味を甘味に変えてくれるという噂の構造を持っております。
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旅行中はエアロプレスAEROPRESSを持っていきます。あまりに使いすぎて、写真は2代目。エアロプレスは一応エスプレッソを作れるという触れ込みになっていますが、やっぱりRanchilioで作ったようなエスプレッソにはなりません。でも、美味しいコーヒーを出先で淹れることができます。エアロプレスファンも多く、淹れ方指南タイマー付きアプリまで出ています。
フレンチプレスも持っています。豆を入れ、95度のお湯を注ぎ、2〜3分後プッシュしてそのまま手に持って通勤できる(車の中で飲む)Bodumのものを使っています。
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以前は自宅で豆を焙煎する焙煎機(コーヒーロースター)を使って生豆からローストしていましたが、煙がすごいので庭がないと無理、韓国製で電圧問題もあり、引っ越しの際に置いてきました。日本にいる兄が時々使っています。また、問題は家庭用に少量の生豆を買うのが難しかったということ。コーヒー豆が麻袋で買えるのはそれなりに大きな販売店に限られそうだし、コーヒーの輸入って丸紅とかの大手商社独占傾向があったように思います。
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*第3の波(the 3rd wave) : 1960年代まで続いた大量消費の時代が1st wave。 そこからスターバックスを中心に広がった深煎豆がセカンドウェーブ。浅煎り傾向が第3の波(ブルーボトルとか)。
以前はガス直火でエスプレッソが作れるAlessi 9090 Espresso Coffee Makerを使っていたこともありましたが、やはり完璧なクレマの乗ったエスプレッソにはなりませんね。この形のエスプレッソマシーンはデザインアートとしてMoMaにも保存されているモデルのものです。
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直火でトルココーヒーを作るIbrik(イブリック、トルコ語だとCezve)はデザインが好きでお土産に購入しましたが、実際使ったことはありません。
今月末に行ってくるイスタンブールでトルココーヒーについての御指南を色々いただいてとっても楽しみです。きっとトルコのデミタスカップを購入することになりそう!
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ちなみに、お茶もよく飲みます
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