ランランの話
最近、kinaさんがご自身で演奏されたピアノジャズ曲をアップされて巷騒然となりましたが、
やっぱりピアノが弾けるって無茶苦茶かっこいいですよね。画像までkinaさんの了承を得ないままにスクショして使ったわよ(→kinaさん、御都合悪ければコメントくださいね)
実は、中国のピアノ王子、ランラン Lang Lang 郎朗 がエディンバラでコンサートをするというポスターを発見したので、早速購入して楽しみにしている所です。
ランランといえば、パンダのランランを連想してしまった方は同世代ですかね?
一昔前、記憶によれば中国の天才ピアニストと呼ばれる男子が二人いたのです、一人は中国のキムタクと呼ばれた、ユンディ•リ Yundi Li 李云迪、そして同じ年1982年生まれのランラン Lang Langです。どちらのお名前も聞いていなかった最近。ちょっとググりながら調べて見ました。
Lang Langは、
と、かなりPOPカルチャーでもご活躍しておられるようです。のだめカンタービレのような映画の吹き替えは誰が演奏しているんだろうかとチラッと考えたことは確かにありましたが、まさかランランとはねえ。感慨深いです、必然的に女性ピアニストをイメージしていたので。
そしておめでたいことに、2019年に、ドイツと韓国のハーフのプロピアニストの女性とご結婚されており、男児がお生まれになっているそうです。眼福なのが、この女性が美しすぎること、パリでの結婚式の写真なんてゴージャス(ベルサイユ宮殿を借り切ったの?)すぎて
もう幸せいっぱいの雰囲気です。全てを手に入れた男、さすが。
さて、当日のプログラムなんですが
• Schubert Impromptu in G flat Major, Op. 90
• Chopin Mazurkas
• Chopin Polonaise in F# minor, Op. 44
などを予定しておられるそうです。特に好きなのが、Schubert Impromptu in G flat Major, Op. 90で、ぜひ、聞いてみてください。ああ、美しい。
そうそう、Lang Langとは関係ないんですが、Schubert Impromptu in G flat Major, Op. 90のつながりで、ご紹介したいピアニストがいるんです。それはKhatiaさん。
創作大賞2024年中間発表で、楽しみに色んな方のnoteを見せていただいておりますが、中でもエッセイ、色気のお話、面白かったですね。
薄顔で童顔。特別着飾ってるわけではないのに言いようのない派手さが内側から滲み出ていて、なぜかめちゃくちゃエロかったユリちゃん? いやいやいや、色気といえば、Khatiaさん無しには語れません。めちゃくちゃエロいというのは . . .
演奏の美しさだけでなく艶々と光るカールされた黒髪、真っ赤なリップ、カーブの体、やや眉間にシワを寄せた恍惚悶絶の表情。もう同じ女性というカテゴリーには入れない〜。
そして、ライバルであるYundi Liの方は、というと、実は悲惨な運命に翻弄されておりました。
なんとショッキング、そして、ものすごくきな臭いですね . . . 。
多分、中国のCultural crackdown、つまり第二の文化大革命化のような、メディア統制というか、カルチャーそのものを全て中国共産党の指揮下に置くという無理矢理の強制的な考え方により、Yundi Liは何か反政府的なものに引っかかったのでしょうか、香港独立運動と関係していたのでしょうか。29歳の女性と一緒にホテルに入ろうとしていたというどうでもいいような罪で活動を一歳禁止され、除名され、2年間もマインドコントロール(?拷問)され、2023年にはようやく海外(オーストラリア)でコンサートを再開されたようですが、彼が今や沈黙を守り続けることには間違いないので、真相は闇の中でしょう。本当に痛ましい。
光と闇、栄光と屈辱、事実は小説よりも奇なりというのは本当かもしれません。Yundi Liが全快され、いつか彼の演奏が聴ける日も来ますように . . . 。