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【読了】一瞬で自分を変えるセルフコーチング: 最高の「気づき」を得る、自問自答の技術

【読了】一瞬で自分を変えるセルフコーチング: 最高の「気づき」を得る、自問自答の技術
林 英利 (著)

【概要】
大和ハウス、トヨタを経てプロコーチに。
2000人をサポートしてきた著者が指南する
シンプルかつ究極の“自己改革メソッド”!

「セルフコーチングは、シンプルながらとてもパワフルな自己改革メソッドです。
そのポイントとなるのは、自分にいい質問を投げかけること。
いい質問は、いい気づきや学びをもたらしてくれます。
それが時として一瞬で自分をガラリと変えることもあるのです」(著者より)

「自分」は自分でしか変えられない!
セルフコーチングで――
◎自分にとって本当に大切な答えが見えてくる
◎心のブレーキが外れ、行動力に磨きがかかる
◎モチベーションが上がる、仕事が面白くなる
◎学歴、容姿、才能……コンプレックスが消えていく
◎いままで思いもつかなかったアイデアが湧いてくる
◎勉強、ダイエット、恋愛……もうまくいく

【所感】
2つあります。
AHR総会でも自分で自分を教育するという話がありました。
壁打ちでもそうですが、自分の中に答えがある。
それを導き出すために、「自分にいい質問を投げかける」ことがポイントだと言います。

もう一つ、質の高い質問の有用性はマネジーング業務においても高く、自分だけに当てはまるものではないので一つでも二つでも拾いたいと思い、読みました。

セルフコーチングができると次の4つのメリットがあると言います。
1、自分に本当に大切な答えが発見できる
2、悩んでる時間をなくし、行動に移せる
3、新しいアイディアが湧いてくる
4、効率的に仕事が進み、目標達成が早くなる。

自分の内側からモチベーションを上げるためにということで、人が行動する「動機」は次の3つ
1、ワクワク感
2、棄権察知
3、責任感、使命感、貢献感

特に有用だなと思った問いかけメソッドは
「最近、人から『ありがとう』と言われたのは、どんなとき?」
⇒セルフイメージとモチベーションを上げたいときにピッタリ。
自分と他者とでもポジティブな対話にできそうです。

あと、もう一つ
トヨタ式のフレームワークをさらに進化させてセルフコーチングに取り入れるやり方です。
トヨタでは品質改善で「なぜ?」の繰り返しが有効というのは有名な話ですが、セルフコーチングでこれをそのままやってしまうと悪い部分ばかりにフォーカスし、人は萎縮してしまいがちだと言います。
これはたしかにそうだなと感じたとともに、ついやってしまいがちだった反省しました。
「問題」ではなく「理想」の方にフォーカスを合わせることが大切で
「なぜ、この人は成果を上げられるのだろう」
「なぜ、この人はプレゼンがうまくいくのだろう」
「なぜ、他社のこの商品はリピーターが多いのだろう」

理想に注目しつつ、現実とのギャップを探りながら、どうすれば埋められるかに着目して業務にあたっていきたい。

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