読了:やる気を引き出し、人を動かすリーダーの現場力

読了:やる気を引き出し、人を動かすリーダーの現場力
迫俊亮(著)

【概要】
「MBAでは教えられない「ビジネスで一番大切なこと」が、圧倒的なリアリティで書かれている」

過去10年間に渡って業績は右肩下がり。
本社からの無茶な指示に現場は疲弊し、管理職は続々と鬱で休職、あるいは退職。
そんな典型的な「ダメ企業」だったミスターミニットを、若干29歳の社長・迫俊亮は見事V字回復に導いた。
いったい、彼は何をしたのか?カリスマ的なリーダーシップで会社を引っ張った?外資系からエリートを大量採用した?
違う。彼がしたことはただひとつ、ただひたすらに、会社のすべてを「現場中心」につくりなおしたのだ。

部下との関係に悩むすべての営業リーダー・管理職たちへ贈る、現場に寄り添い、現場を動かす「リーダーシップ」と「仕組み」論。

【所感】
本書で特に印象的だった2点について述べます。

①リーダーは徹底的なコミットメントが大事。
片手間とかは見透かされる。

リーダーとして欠かせない2つのことは
1,「任せられるところは、最大限任せる」
2,「徹底的にコミットする」

この「コミットメント」が人を動かす。
そして、「コミットメント」を定義するならば、「本気度と覚悟を周りに示すこと」だという。
⇒リーダーは、誰よりも「事(こと)」にコミットメントしていなければならない。そしてそのためにはまず、心理的にも物理的にも「事(こと)」にどっぷり浸かれる環境に身を投じることだ。

特に印象的だったのは
「こと」に向かうにあたって、リーダーは、自己成長なんて考えなくていい。そんな自意識なんて、いらないのだ。 同じように、「自分が好きか嫌いか」「やりたいかやりたくないか」も、リーダーは考える必要はない。

なんとなく分かっていたし、体現しているリーダーも近くで見ていたが、全くできていなかったと思う。

②ミスタミニット社の評価基準
・明るく気持ちよく接客する
・満足して頂けるサービスを提供するための技術力を身につける
・人を育てる
・新しいことに挑戦する

これは全ての仕事に共通する大事なことだと感じた。
を自分に置き換えると

・明るく笑顔で接する、元気に挨拶する。
・インプットを欠かさない
・仲間の成長に向き合う
・新しいことに挑戦する

ということになると思う。実践していく。

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