読了:ロングゲーム今、自分にとっていちばん意味のあることをするために
読了:ロングゲーム今、自分にとっていちばん意味のあることをするために
ドリー・クラーク(著),桜田直美(翻訳)
【概要】
著者ドリー・クラークは「Thinkers50」
(2年に1度選ばれる世界の経営思想家トップ50)に
2019年、2021年の2回連続選ばれている新進気鋭の経営思想家。
本書が日本初単行本。
ウォール・ストリート・ジャーナル・ベストセラー
人生はロングゲーム。
目先の仕事で忙しいだけでは何も手に入らない。
世界有数の企業のように、
私たち個人にも「長期戦略」は重要だ。
この本を読めば、短期成果ばかりを求められるこの目まぐるしい世界で
長く、大きな成功をつかむためのコンセプトと戦略の立て方がわかる!
【所感】
ちょうど、事業部や会社で4年後、7年後といった話が出た良いタイミングで出会えた本でした。
本書のテーマは、「現在の目まぐるしい世の中で長期の思考をもつことの大切さ」だという。
たしかに、孫社長のことばでも「迷った時ほど遠くを見よ。 近くを見るから船酔いする。」というのがあり、頭ではなんとなく理解しているつもりでも、ついつい目先の短期の結果に右往左往されがちだったと考えさせられました。
長期で考えるには勇気が必要だが、その見返りはとてつもなく大きいと述べられていました。
目先に利益に惑わされず、価値のある未来の目標に向かって努力を続ける。これが人生というロングゲームをプレイすることだという。
努力を継続する大切さだけでなく、すぐには結果が出ないことに対する考え方、乗り越え方にも気付かされました。
・本書を読んで、仕事でもプライベートでも自分の意思で取捨選択をする。
・知力、体力両面で将来に向けた20%の取り組みをする。
・特に知り合ってすぐの人には1年間は依頼事を求めない。
・忙しさにかまけず、意図的に余白を作る
これらを意識して取り組んでいこうと思います。