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実は〇〇な現代の若者たち【若者は本当にお金がないのか】
開いてくださり本当にありがとうございます
健康オタクのミニマリスト でらです
あなたは今の若者はお金がないイメージがありませんか?
若者はお金がないから車を買わなかったり、海外にあまり行かない
実はそのイメージが覆る本がありました
この本は全ての主張が統計データに基づいて書かれているので強い根拠があります
なんとなく私はこうだと思うから今の若者はこうです!ではなくてしっかりデータに基づいているので信頼度が高いです(´▽`*)
今回はこの本の中でも意外だった実は今の若者は〇〇を3つ紹介します
実は海外留学に行ってる
昔に比べて海外留学が減っていると言われている今の若者ですが実はそれは間違いです
数が減っているのはただ少子化で母数が減っているだけです
割合で考えると今の若者の方が今の40代50代が学生だったときよりも3倍近く海外留学に行っています
私自身は若者に関する本を何冊か読んでいてその中で留学に行くのが減っていると思い込んでいたのでそこの誤解を解けたのはよかったです(*'ω'*)
この統計結果は他の若者論とは違う内容になっていてこの部分だけでもこの本を読む価値はあると感じました
留学には行きますがその一方海外旅行に行くのは減っています
若者は経済的な不安や雇用不安によってお金を節約する傾向にあります
そうなるとネットなどの身近なお金のかからないものに時間を使いがちになるので結果的に旅行に行くことが少なくなりました
■実は両親より自由に使えるお金がある
非正規雇用の若者が月に自由に使えるお金は父親が稼いでくるお金を母親と二人で割った金額よりも多いです
この本の中では手取りの金額が最も高い年代の50~54歳ともっとも賃金水準が低い20~24歳の非正規雇用を比較しています
サラリーマンの父と専業主婦の母と非正規雇用の息子の3人家族で考えた時に世帯の所得は45.6万円が平均です
そこから非正規雇用の息子の手取り16.3万円を引いた29.3万円を50歳の両親で割ると両親の1人当たりの手取りは14.7万円で息子の方が一人当たりで考えると自由に使えるお金が多い計算になります
この計算は今の若者がお金がないというイメージを壊してくれるもので意外性のある結果だと思いました
この事実に日本のデフレ経済によって生まれた安くてよい商品があふれている今の現状ならば若者の幸福度が高いのもうなずけます
■実は結婚願望はある
恋愛をしなくなっている若者ですが実は結婚願望がある人の割合は高く9割近くの若者がいつかは結婚したいと考えています
ではなぜ結婚しないのかというとお金と出会いの問題になります
非正規雇用が増えている問題で結婚資金や将来への不安から結婚に踏み出すことが出来ないです
これは特に男性に顕著に表れています
年収で考えると結婚に対して300万円の壁があることがわかりました( ゚Д゚)
300万円未満だと既婚率が1割に満たないのが超えると3割を超えてくるのです
男性が結婚をしても大丈夫と思えるのが年収300万円なのかもしれません
お金以外で結婚しない理由は出会いがないことがあげられます
お見合いの文化が薄くなり恋愛結婚が普通になった現代では自分から恋愛をしにいかなければ結婚までたどり着けないです
しかしどう恋愛をしていいのかわからないやどこで出会ってよいのかわからないといった声が若者からあがっており出会ってから恋愛までのハードルが昔に比べて高くなっているのです
この本では政府は少子化対策をするのなら既婚者への支援だけでなく未婚者に結婚資金を準備できるよう安定した雇用を約束し、出会いの場を提供するのがよいのではないかと提案していました
確かにこれなら若者はそもそも結婚はしたいと思っているので、今よりも結婚する若者は増えると思いました
■結論 独身なら楽しい
自分一人で生きていくぶんには非正規雇用でも十分な稼ぎがあり、さらに時間的にもゆとりがあるのが今の若者です
なので独身として生きていくのなら十分満足感がある生活を送ることが出来ています
ただこれが家庭を持つとなると今の収入では不安を感じてしまいます
独身から結婚へのハードルをいかに下げるかが今の若者がさらに幸せになるために必要なことなのかなとこの本を読んで私は感じました
今回紹介したもの以外にも実はデータを見ると若者はこうだった!というものがあります
会話で若者を語るときに間違った知識を話さないためにもぜひ一度手に取ってみてください(´▽`*)
ここまで読んでくださりありがとうございました
それではまた次の記事でお会いしましょう(^_^)/~