ストレッチの習慣化②
どうも!火曜日担当の森宜裕です!
理学療法士という資格をもち、走りの学校講師の中で身体博士として活動しています。
さて、前回はストレッチを習慣化するテクニックとして20秒ルールをご紹介しました。
今回もストレッチを継続するための方法をお伝えしていきたいと思います。
私たちは、1日の中でストレッチの他にもするべきことが山ほどあります。
自分のからだを見つめ直してしっかりとケアをことは大切とわかっていても、どうしても後回しになってしまったり、集中力が他のことで妨げられたりしてしまします。
こうした事態に対処する、心理学で効果の実証された方法があります。
それは、if-thenプランニングという方法です。
「if-then」とは、「もしこうなったら、こうする」という意味で、自分が習慣化したい物事の前の行動を事前に具体的に決めておくことにより、実行される可能性が非常に高まるというものになります。
すごくシンプルで簡単なことなんですが、これを設定しておくことにより実行できる確率は2倍から3倍になるというのですからやってみるべき価値は大いにあります。
ストレッチや身体のケアを今まであまりしてこなかった人が、新たに習慣化するためには、
もうすでに習慣化されていることの後ろにくっつけるというやり方が簡単です。
「お風呂から上がったらストレッチをする」
これもトレーナーやセラピストがよく伝える方法なんですが、
お風呂から上がった後は筋温が高まってストレッチの効果が得やすいというだけでなく、「もしお風呂から上がったら、、、」という if-then プランニングになっているのです。
そしてお風呂は多くの人が毎日だいたい同じ時間に入るので、非常に効果的です。
ただ、スポーツのパフォーマンスを高めようと思うと、1日1回しか入らないお風呂を if においてしまうとストレッチが1回だけになってしまうので、もっと多くの回数があるものにする方が良いかなぁと思っています。
例えばトイレの後にはストレッチするだったり、
時間が00分になったらだったり、
ラインの通知がなったら、
などに設定すると1日のストレッチ頻度はどんどん増えていくかと思います!
僕は1時間に一回腕時計でタイマーを設定しており、それが振動でストレッチをしたり、立ち上がって身体を動かす合図を送ってくれます。
みなさんも、だいたい1日に10回ほどストレッチができるような if を決めておくと身体が柔らかくて走る準備が整った身体をゲットできるかと思いますのでぜひチャレンジしてみてください。
また、そのときに行うストレッチはさっとできる1種類くらいでも全然大丈夫です!
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10月より走りの学校オンラインスクールの中にオプションコンテンツとして、コンディショニングスペースを開いております。
https://www.hashiri.school/onlineschool
こちらのコンディショニングスペースでは、週に1回Zoomを使って一緒にストレッチをするZoomライブを行っております。
質問などもいつでも受け付けておりますので、気になる方はのぞいてみてください!
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それでは!
走りの学校 講師 森宜裕
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