この夏、海で感じたこと。
週末、1人でサーフィンスクールに行ってみた。
興味をもったきっかけは色々あるのだけど、もともと水泳を習っていて泳ぐのが好きだったことと、海の近い街で生まれ育ったことが大きな理由だと思う。
経験値としては、数年前に友達や先輩に誘われて挑戦したことが何度かあった程度。
仕事の関係上、2〜3年ごとに転勤があるのでいつも海が近くにあるとは限らないのだけど、幸いなことに今年は、全国的にも有名なサーフスポットまで車で1時間圏内というとても良い環境に住んでいる。引っ越してきたのは秋だったけど、ここに住んでいるうちにサーフィンできるようになりたいな…とは思っていた。
さすがに1人で知らないコミュニティに飛び込んで行くのは結構勇気が必要で、予約するまでに結構な時間がかかってしまった。もう夏も終わりかけ。
(実は1人で行くと決断するまでに手当たり次第に友達を誘ってみたけど、大体みんな日焼けが嫌だ、泳げない、とかで断られてしまった。笑)
行ってみた感想
いやあ、、、やっぱりめちゃくちゃ楽しい!
1人だったけど、インストラクターの方がとっても気さくに教えてくれて、本当に楽しかった。まだまだ失敗することの方が圧倒的に多いけど、何度かちゃんと立てたりもして、夏の日差しの中で信じられないくらいに充実した時間だった。
(もちろん波に飲まれて頭からずぶ濡れにもなった)
スクールは2時間なんだけど、本当にあっという間に終わってしまって、また来ます!と高らかに宣言して帰路についた。
帰り道も、なんだか清々しい気持ちでいっぱいで、B'zの裸足の女神を爆音で鳴らし大声で歌いながら、海岸沿いの道をドライブした。
楽しい理由の考察
別に考察なんかしなくたって、楽しいって最高の感情だからそれだけで良いのだけど。日常に感じる「楽しい」とはまたちょっと違う感覚だったので、自然と考察してしまった。せっかくなのでそれを残しておきたくて、今回noteを書いている。
楽しかった理由として考えられること
・普段あまり運動していないから、体を動かしたことによる身体的・心理的リフレッシュ効果
・五感すべてで、大好きな海を感じることができた
・夏の日差しを思いっきり浴びた(夏という季節が好き)
・水着、ビーチサンダル、デニム、キャミソール、、、ラフでカジュアルなファッションで1日過ごせた
・髪も肌もすっぴんで自然体な自分でいられた
・ナチュラルな自分のままでいても、違和感や疎外感を感じなかった(周りのみんなもとってもナチュラルだった)
そう、ここで私は気づく。
普段の私、結構外面作り込んでるんだな、ということに。
前半3つの理由は納得というか、結構ありきたりな理由だと思うんだけど、後半3つの様子がおかしいんだよね。
普段どれだけアンナチュラルなの?と突っ込みたくなる。
たしかに、仕事の時はすごく気をつかって毎日100%メイクだし、髪もしっかりセットする。服装もいわゆるオフィスカジュアル。比較的綺麗め。
周りからもそれなりに評価をもらえているのと、仕事は真面目にするので、多分大抵の人からキャリア思考の女だと思われている。(実際面と向かってそう言われたこともある。)
求められている自分にならなきゃいけない、と感じてしまっていた部分は少なからずあると思う。
あと、男女問わずモテるため・恋愛においても好きな人に好きになってもらうために、どうやって自分を演出したらいいかを考えていたら、自然とそういう「一般的に」モテる女性みたいな魅せ方を覚えていったのかな。
それ自体は全然良いことだと思っている。
田舎の大学卒業したての、新入社員当時の写真なんて、垢抜けなさすぎて本当に封印してしまいたいレベルだしね。笑
もちろん魅せ方を覚えた自分も自分だし、着飾ることも大好きなんだけど、心も体も開放する場所が足りていなくて、ちょっと疲れてしまっていたのかもしれない。
Healthyな生き方を選んでいく
心も体も、Healthyな生き方をしたいな、と改めて感じた1日だった。
直訳すると「健康的な」とか「健全な」という意味だけど、他者軸ではなく自分軸で、Healthyな生き方を選択していきたい。
今の私には、自然体で、ナチュラルで、好きなことにまっすぐに、Healthyに生きている人がとても美しく見えている。
海でサーフィンをしながら感じたこと、スクールの方々と交流して感じたこと、帰り道に感じたことを、しばらく自分の中で大切にしておこうと思う。
世間一般的な「かわいい」とか「美人」とか「モテ」とかに捉われてしまうことは、私にとっては少し窮屈だったのかも。(「モテ」を意識して生きてる間は、可愛くなったね、など言ってもらえることもあって、それはそれで凄く嬉しかったけどね)
考えてみれば、いつの時代にも「自分」という軸をしっかり持ってまっすぐに生きている人を見ると、かっこいいな、私もそうなれたらいいな、と思っていたな。
もう少し肩の力を抜いて、まずは自然体の自分自身をもっと認めてあげたいと思います。
他人からどう思われるかなんて、気にし始めたらキリがないからね。
昨年失恋したときに、PositiveでHealthyな女になりたい!と日記に書いていたことを思い出した。
好きな服を着て、好きなことをして、好きなものを食べて、
たまに海のパワーも借りながら、もっと自分を開放してあげることを覚えたい。
凄く素敵な気づきをもらえた1日でした。
サーフィン、また行ってみようと思う!