HSPやINFJは「世間が一方的に決めた正解」に、こだわらない方が生きやすくなる理由
無目的に誰かが決めた正解や効率的な方法を追い求めるのは、現代人の病かもしれない。
ライター講師など「人にやり方を伝える」という仕事に従事させてもらい、たどり着いた結論がある。
それは「絶対的な正解などなく、正解は各々の中にある」というものだ。
杓子定規で物事を推しはかると、必ず大切なものを見失う。
すでに日本の教育は「かなり形骸化している」と感じているが、それは教育を受ける対象者の心が見えていないからだ。対象への関心が低いと、そういった結果を招きやすい。
もちろん教育に携わっている方に、過度な負荷がかかり続けていることも忘れてはいけないが。
世間ではマイノリティーなことも多いHSPやINFJは、誰かから押しつけられた正解にこだわらない方がいい。
それはきっとあなた以外の正解であって、あなたの正解ではないからだ。
あなたの正解は、あなたが失敗を重ねながら知っていくものだし、人から与えらえるものではないのだ。
「こういった生き方をしたい」「これをしているときに没頭できる」などは、全てオリジナル。
日本は多数派に身を置きたがる人が多く、それゆえマイノリティーに属する人々は肩身が狭い。
HSPやINFJは多数派に迎合するのではなく、あなたの中に備わっている本来の感覚を大切にすることが大事だ。
常識、普通、正解などは時代の変化とともに移り変わる。
この日本でも数十年前までは、電車に乗りながらの喫煙が当たり前だった時代があったが、今では路上喫煙が禁止されつつある。
誰かの正解の中に、あなたの幸せは存在しない。
あなたの中にある正解を見つけたとき、本来のあなたを取り戻せるだろう。
そしてそれこそが、あなたらしい本来の生き方なのである。