HSPの営業職適性は!?エンパスの特性を活かせば道は開ける?
「HSP 営業」で検索すると、「繊細さんは営業に不向き」という内容の記事が、わんさか出てきます。
そんな中、深い学びをいただけるサイトを見つけましたので、紹介させていただきます。
👆こちらのサイトでは、丁寧に分類分けをしてくださっており、「HSPでも大きな負担を感じずにできる営業があるのでは?」と優しくしてくれています。
一部を引用させていただきましょう。
僕自身、競争が苦手ですしノルマを課せられて「さあ、新規開拓して来い!」みたいな営業を強いられたら、3分持たずにギブアップする自信があります!
3分持たないって、ウルトラマンの地球滞在時間より、短いですけどね(笑)
さて営業といえるかはわかりませんが、過去にこんな仕事をしていたことがあります。
講師と受講者のマッチングサービス
以前、講師業をしていた旨をnoteに記しました。
講師と受講者のマッチングサービスを提供するところへ登録させていただいたことがありました。
コロナ以前の話ですが、そこに講師登録をしておいて、「レッスンを受けたいんです」と受講者になろうか考え中の人からお申込みをいただき、直接顔合わせをするという流れでした。
初回は無料レッスンでして「どういうことを学びたいと考えておられるのか?」「どれくらいの頻度で通いたいと考えておられるのか?」「レッスンを通じてどうなりたいのか?」などをお聞きします。
合計で100人以上の人とお会いしました。
もちろん全員、初対面。
人見知りなので会う前は、もれなくドキドキして「大丈夫かな…?」となるのですが、実際にお会いして話し始めると、楽しくなってくるんですね。
エンパシーを活かせば営業は成功しやすい!?
HSPはエンパスであると言われることがあります。
エンパスは、共感力の高い人という意味。
勝間和代さんの動画が勉強になるので、毎朝見ているのですが、
こちらの動画の1分40秒あたりから、「エンパシーの資質がある人は営業に向いている」と語られていました。
幸いなことに、その講師と受講者のマッチングサービスで結構な人が、入会してくださいました。
その頃にご縁をいただいて、ずっとお付き合いが続いている方もいます。
先ほど引用した内容でいえば、「反響営業」に近いでしょう。
こちらから新規開拓するというより、興味を既に持っているお客様に商品(レッスン内容)の説明をするので、やりやすかった面がありますね。
初回は1時間お話をさせていただいて、「もしレッスンを受けたいと思われたら、ご連絡いただけると嬉しいです」「お帰りになってから、家でゆっくり考えてくださいね。今日はありがとうございました」という感じで終わります。
クロージングが苦手な性格なので、最後はお客様に委ねるという形をとっていました。
自分軸を保った上で深く共感する
「はじめまして」と顔合わせをしてからの1時間は、お相手の方の会話しながら一体になっていくイメージ。
HSPの相手に共感、同調しやすい特性がかなり出ていたと思います。
お相手が笑顔になると、こちらも心底嬉しくなるんですね。
話していただいている内容は、もちろん傾聴しているのですが、どちらかといえばノンバーバルな非言語情報を受け取りつつ「この人にはどんな背景があるのだろう?」と想像していました。
僕は好奇心旺盛なHSSっぽい特性があるので、知らない人とお話できること自体、とても楽しいんです。
会話中にラポールが築かれ、どんどんその人を好きになるような感覚がありました。
不安と刺激、喜びみたいなものが同時に発生しているような感じですね。
同調しすぎると、他人軸になってしまうので、あくまで自分軸を保った上での共感が必要になります。
100%シンクロすると、自分ではなくなりますからね。
残念ながらそのマッチング講師サービスは、新型コロナウイルスの蔓延によってクローズしましたが、とても良い経験をさせていただきました。
個人的には、「HSS型HSPの人で営業職に長けている人が結構多いのでは?」と想像していますので、またそういうご経験がある方は教えていただけると嬉しいです。