集団環境が苦手なHSPやINFJこそ「ひとりで安心できる場所」を見つけることで好循環が始まる理由
昔から集団が苦手だった。学生生活には二度と戻りたくないし、たった2年しか勤務しなかったが会社勤めも無理だった。
初めは「人生って集団の中で我慢しながら暮らすこと」と思い込んでいたが、「いや、勇気を出せば自分に合った暮らしを自由にデザインできそう」と気づいたのが30代。
会社を辞めて、フリーランスで活動をし始めてから人生が開けた感覚がある。
スリルもあるが自由もある。こういった暮らしが自分には合っていた。
僕は幼少期、場面緘黙の傾向があり家に知らない大人がたくさん来ると、一言も話せなかった。この兆候は今でも続いており、たくさん人が集まる場所へ行くときゅっと小さくなる。
つくづく感じるのがHSPやINFJが能力を発揮するためには、まず安心できる環境を整えるということだ。
対人的な配慮をし過ぎてしまう人は、交感神経が優位になりやすく、呼吸が浅くなる。常に負荷がかかり続けているような状態だと慢性疲労に陥りかねない。
心身のコンディションはその日によって変わるため、食べたいときに食べれて横になりたいときに寝ころべる自由がある。これは気疲れしやすい我々に、とても大事なことだ。
前に投稿した記事の中で
・主導権
・裁量権
の重要性について記した。
HSPもINFJも決して人嫌いではない。ただ人間なのに人間相手に疲弊しやすい性質を持っているだけだ。
アドラーが指摘したように、人のストレスのほとんどは人間関係である。
集団に属し集団の中で長時間過ごすということは、一部のHSPやINFJにとっては最初から結果がわかっている負け戦かもしれない。
人の幸不幸の鍵を握るのは環境だ。
だからリラックスできる環境を整えることで、あなたの幸福度は大きく上がるだろう。