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HSPやINFJは「苦しい感情を感じ切る」を意識することで、心に澱が溜まらなくなる

苦しい感情は、できれば避けたいものだ。

人には防衛機制が備わっているので、いつの間にか感情を直視しない生き方になることも多い。

思い返すと、僕も人生で一番辛いときに感情へ蓋をする癖がついてしまい、それが長らく癖づいてしまった。

毎回できているわけではないが、今はできるだけ辛い感情と遭遇した際に、踏みとどまって感じ切ることを心がけている。

前に知人から、こんな話を聴いた。

その人はある日、突然恩師を亡くした。寝耳に水で、全く予期せぬ逝去だった。「恩師が亡くなった」という実感がしばらくわかず、悲しみも感じなかったらしい。

しかしある日、恩師はもうこの世にいないと心で理解した瞬間、怒涛の悲しみが押し寄せて耐え切れなくなり号泣し、ようやく恩師の逝去を受け入れることができたのだという。

このように人は、心がダメージを負うのを避けるために、なんらかの防衛が無意識に働くことも少なくない。

ポジティブな感情もネガティブな感情も感じ切る。

それができれば、心に澱が溜まらなくなるだろう。

人一倍、我慢しやすいあなたは「大丈夫だから、感じ切っていいよ」とご自身に許可をしてあげてほしい。

「私はどんな感情も受け止められる」と、自分を信頼できるようになれば、ネガティブ感情と対峙できるようになる。

最初は勇気がいるけど、あなたならきっとできるはずである。

目を背けたくなる感情と向き合うのも、また人生なのだ。

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