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晩成が多いHSPは「言語性知能、結晶性知能」の向上で道が開ける

先日、「HSPは心の知能指数(感情知能、EQ)が高いのでは?」という推論をnoteに書きました。

知能について調べていると、

・流動性知能
・結晶性知能

の2種類があることがわかりました。

流動性知能というのは、推論、計算、暗記、抽象概念などを指しており、動作性知能、非言語知能とも言われます。

一般的に地頭といわれるのは、流動性知能の方です。

今回、ご紹介するのは結晶性知能、言語性知能

こちらは読書や勉強などの知識の累積がもととなり培われる力です。

筋肉と一緒で、何歳になっても伸ばせるのだとか。

言語性知能は、側頭葉に溜まる記憶のデータベース

「アイデアは知識と知識の掛け合わせで生まれることが多い」という実感があります。

データベースが分厚くなるほど、掛け合わせできる量もおのずと増えるはず。

ボキャブラリーが増えれば、これまでできなかった思考が可能に。つまり語彙を増やすことは言語性知能の向上につながるのです。

読書は言語性知能の向上に直結。読書をすることで左側頭葉内部(言葉や記憶、聴覚を司る部位)の連結が高まります。

興味深いのは音楽に関連する行為も言語性知能の発達に関与する点です。

楽器を演奏したり、カラオケで歌うことで、言語性知能が上がるのは面白いですね。

これまでのヒトカラが無駄でなかったことがわかり、一安心(笑)。

年齢を重ねるとともに生きやすくなっており、自分らしい暮らしがゆっくりと送れるようになっているのですが、それは言語性知能の状態と関連しているのかもしれません。

HSPの方は生き方に迷うことも少なくありませんが、自分の軸をしっかり持てるようになれば、幸福を実感しやすい気質であると考えております。

昔は「言いたいことはあるけど、それをアウトプットできない」というジレンマに悩まされました。

脳内がごちゃついて情報や感情を排泄できないような滞りは、ストレス要因に。

「どう生きたいか?」という自分の内側で生まれた問いに対して、自分自身で答えを出せるようになるために、言葉を磨くのは必須。

今後も、どんどん言語性知能を高められたら、さらに充実した暮らしが送れそうです。

最近は実用書の方に傾いていましたが、久々に小説も読んでみようと思います。


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