HSPやINFJは「怒りの抑圧」に気づいたら「鬼のように書き切る」を実践して感情を解放しよう
感情の抑圧が癖づいている人は、抑圧していることにすら気づかない。より正確な表現をするなら、気づかないではなく気づけないのだ。
我慢し気持ちに蓋をした状態が、当たり前になっている。
何も感じなくなる感情鈍麻は、心身に出続ける症状かもしれない。
長年の抑圧は、あるときを境に身体症状として表れることがある。
それは抑圧され続けた、あなたの心が「ここから出してほしい」「私の方を見てほしい」と叫んでいるのだろう。
抑圧に気づいたら、まず「よく我慢してきたね」とご自身をねぎらおう。
それだけ耐えられることが、実はすごいことなのだ。
くれぐれもあなたがあなたを責めてはいけない。
次は溜めた感情を「どのようにアウトプットすればいいか?」を考える段階だ。
人に聞いてもらったり、文字に書いたりいろいろな方法がある。
大事なのは、ブレーキをかけずに出し切る方法を見つけることだ。
愚痴を聞いてもらう習慣がない人は、つい「こんなことを聞かせて大丈夫かな?」と不安になる。
そういう人は、書いて解放するというのがおすすめだ。
誰にも見せないノートや、スマホのメモ、パソコンのメモ帳などなんでもOK。
書いて書いて書きまくることにより、あなたは自由になれる。
厄介なのは「そこまで書かなくても……」という内なるブレーキの声だ。
感情を出し切る際、そういった内なる声は無視した方がいい。
中途半端な形でアウトプットしても、澱のようなネガティブ感情はまだ溜まったままになるからだ。
「恥も外聞もない」くらいの状態がちょうどいい。
許しへの過程で、怒りを吐き出すのは必ず必要と心得ておこう。
書くデトックスは、これまで人一倍、耐え忍んできたあなたにぜひ試していただきたい方法である。
誰にも迷惑をかけないし、かなりすっきりするのでぜひお試しいただきたい。