見出し画像

HSPやINFJは不機嫌で周囲をコントロールする「セカイ系の人」に気をつけよう

創作でセカイ系と呼ばれるジャンルがある。

「主人公たちの行為や危機感がそのまま『世界の危機』にシンクロして描かれる」のがセカイ系だ。

『エヴァンゲリオン』や新海誠監督の作品などが有名なセカイ系作品だ。日本神話の天照大神の『岩戸隠れ』が、日本最古のセカイ系という説もある。

天照大神が拗ねてしまい岩戸の中へ隠れると、外界の天候が影響を受けて太陽が出なくなる。全てはセカイ系・天照大神の機嫌次第ということだ。

さて世の中には、自分の不機嫌で相手をコントロールしようとする人がいる。

モラハラの本を読んでいると「俺を怒らせたお前が悪い」という言葉をよく目の当たりにする。モラハラ加害者のこういった他責的な台詞を見る度に「この人たちは、どこまでもセカイ系の人たちなんだ」と思う。

自分が不機嫌になったからといって、それは本来、他者の機嫌に関係がない。

自他の境界線が曖昧な人は、自分が不機嫌になった際、周囲の人へ「自分と同じレベルで不機嫌になってほしい」と幼児的な要求をする。

セカイ系の人は「自分が世界の中心だから、自身が不愉快な感情を抱いたら、みんな不愉快になるのが当たり前だ」という思いを抱えているのだ。

僕はセカイ系の人たちとは、明確に境界線を引くようにしている。

心理学で境界線をバウンダリーを呼ぶが、セカイ系の人たちが望んでいることは心理的な癒着とバウンダリーオーバーなのだろう。

もしあなたの周囲にセカイ系の人がいたら、決して巻き込まれてはいけない。

自分の機嫌を自分で取る。

これは自立した人間にとって、極めて当たり前の行為なのだから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?