詩のようなもの

あなたの瞳からこぼれ落ちる

涙の雫は

いつかきっと

大地に降り注ぐ恵みの雨となる

あのときは流せなかった涙も

いつかはきっと

雨のあとに出る陽の光で

キラキラきらめく時が来る

だから今は安心して

雨を降らせよう

止まない雨はないんだ

ずっと同じ場所に

とどまらなくていいんだ

ずっと同じ世界には

だからこそ

触れられるものがある

だからこそ

たどり着ける場所がある

行った先で

ちょっとでも、あれ？って思ったら

すぐ別の場所に、いつでも行こう

蝶のように

軽やかに

剣を抜く

固い岩に刺さった剣を

そして祈る

いつの日か

心の世界に平和を　

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