スピリチュアルとは何か。私はスピ系?冬季うつ、過食症を乗り越え、ヒーリングを活用した体験
クリスマス〜バレンタインは鬱、過食シーズンだった。お金をかけずにリーディング、ヒーリングは育った
10代後半や20代の頃は、クリスマスシーズンからバレンタインの時期が「体調の底」になることが多かった。
当時はまだ「冬季うつ」という言葉を知らず、「寒さに弱いし、このシーズンに一人ぼっちはストレスだから悪化するのかも」くらいに思っていた。機能不全家族のうえ、恋愛依存傾向にあったから。
安いお菓子に安いケーキ、ジャンクなものを過食して疲れ果てたら、寒い部屋の中、ベッドにじっと横たわり、まぶたを閉じていた。
そしてそのまま幾つかのヴィジョンを思い浮かべ、味わうのだった。特に冬場は以下のようなものを。(もう忘れ始めているけれど)
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12月1月2月は、どん底。節分を過ぎれば春だけど、実際はまだまだ寒い。「雪の中の、ふきのとう」のイメージ。
3月は、浅い春。やさしい萌黄に黄色の花のイメージ。段々と草木が芽吹くようにエネルギーも芽吹き始め、草花も明るく咲き始める。
4月はピンク。チューリップみたいに陽気な色のイメージ。4月も下旬になれば、少し汗ばむ日もあるくらいでパワフルだ。移行の時期は心身が揺らぐけれど、桜が終わる頃には、落ち着き始める。
5月にもなれば、赤。日差しのエネルギーも強くなる。たたんでいた体を伸ばすイメージ。揺るぎない。またのびのびと動けるだろう。
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大体こんなところ。ブログに書く訳でもなく、横たえた体の、脳の中でのイメージや言葉たちをここに書いてみた。聞いている方が恥ずかしいかもしれないね。笑
私は、かすかにでも春に向かうエネルギーを味わい、心身をゆっくりゆっくりと蘇らせる準備をしていた。今思えば、お金を掛けずに、リーディング、ヒーリングをしていたのだろう。そういう言葉は意識していなかったけれど・・・。
「スピリチュアルなしでも私だ」とツインソウルから学んだ
ヴィジョンリーディングとヒーリングのようなものを、1日1回くらい、じっくり味わいながら思い浮かべた。誰から習った訳でもなく。
いや正確には、小学生の頃、校長先生が「心の中でタネ(球根)を育てましょう」みたいな話をしてくれたのをずっと覚えていて、それがベースかもしれない。(校長先生の話を真面目に聞く児童もいるもんだ。笑)
まぶたを閉じて描くヴィジョンは日によって少しずつ異なるけれど、チューリップの球根はイメージしやすい。
私は、変わった人なのだろう。病気がちで夢みがちな子供が、そのまま大人になった感じ?嘲笑う人もいるかもしれない。
私自身はこの夢見がちな趣味は嫌いではない。すこやかさや穏やかな幸せを願い、人知れず自分を励ますスピリチュアル。現実逃避というより、厳しい状況の中でも現実を生きていくための方便のようだ。
これらはきっと、スピリチュアル系の言葉なしでも、説明可能だろう。
そういえば私がかつてソウルメイト・ツインソウルと感じた相手は、スピの類が嫌いだった、それもかなり。彼とは基本的にスピ的な言葉や思考なしでコミュニケーションしていたし、それで十分足りていた。溺愛されていた。
ぴったりはまるようなお相手がスピ嫌いだったことで、私はバランス感覚が養われたのかもしれない。
スピリチュアルは怪しい?新しい言葉が出来たらいいね
スピリチュアルという言葉を聞くと、怪しいと感じる?それとも、どんな系統のスピリチュアルかなと少しワクワクする?
もっとスピリチュアルの種類を具体的に示す新しい言葉が生まれたらよいのにね。そのスピリチュアルがどんな意味合いで使われているか、分かりやすいように。
平成時代はスピリチュアルというと「江原啓之さんみたいな感じ?」と訊かれることが多かった。「そう、だいたいそんな感じ」のように答えていたけれど、江原さんを盲信していた訳ではない。(この本は役に立った、というものはあります^^)
浅見帆帆子さんには、20代の頃、憧れていた。でも雲の上の存在で、本を実践すれば同じような生活が出来るとも考えていなくて。「ご両親の経済力や優しさ、そして帆帆子さんの美貌やすこやかさ、素直さなど様々な要素が絡み合ってのご活躍だろう」と理解していた。それは分かった上で、運に関する考え方を取り入れると、私の人生も悪い方には進まないと思った。
実際、実践してみると、少しずつ運は開けて、新しい恋人と新しい世界を沢山見ることも出来た。
様々なスピリチュアル,引き寄せ
mixiが流行った頃は、新月の願いや満月にお財布フリフリのようなおまじない的スピリチュアルもちょっと盛り上がってた。
そして引き寄せの法則。これは自己啓発系の人も多数参入してきた印象。ブログを収益化する人が増えた。
ビジネス色が強めの引き寄せは何となく苦手で、私自身が最も惹かれたのは心理学のマインドフルネスや禅に通じるスピリチュアルだった。
令和に入ると、動画やSNSでのカードリーディングも増えたようだ。
一口にスピリチュアルといっても感触は大きく異なる。
誰かがスピにはまっている!?若干心配になるという実情
しかし、例えば有名人がスピリチュアルにはまっているといったニュースを見ると、若干心配というか複雑な気持ちになる。「心が弱っている人や何かに縋りたい人が、洗脳されていやしないか?」と。しかし本人が救われるのなら、それもよいのだろうか…と。
ただ、私の周りの「スピOK、スピ好き」な人は、「教祖様が洗脳するようなスピは苦手」「多額のお金を注ぎ込むようなスピや、執拗な勧誘は何だか怖い」という人が多い。
私の周りのスピリチュアルOKさんは、思考が誰かにコントロールされ周囲の意見も耳に入らなくなるようなスピリチュアルではなく、より柔軟でほっこりさっぱりしたものや、自分軸を育てるものを好んでいる。
誰か偉い人の言葉を鵜呑みにするのではなく、自分で考え、自分らしさを開花してゆく。抱えた痛みを少しずつ空に返しながら。
例えば天体や花や緑をめでる。夢やシンクロを通して神秘ごと感じる。天然の恩恵を受け取るのだ。誤解を恐れずに言えば、除霊出来る高価な壺を買わされるより、自分で陶芸しちゃうというような!今ここで、自らの手のひらからも宇宙を感じながら、調和する、創る、味わう。
そういうナチュラルなスピリチュアルを表す言葉が生まれたらいいのになぁという思いは、ずっとあった。
私はそういった穏やかなスピリチュアル精神のことを「スピリチュアリティ」と表示し、穏やかな霊感のことを「霊的感受性」「インスパイア」などと呼んでいた。まあ、元の意味は同じだったり重なっていたり造語だったり、色々なのだが。
社会に新しい言葉が浸透するのを待つほど、きっと人生は長くなくて、私は試行錯誤しながらも、書かずにはおれない。
キラキラ系スピリチュアル?
最近はTwitterで、「おうちにいるときの自分のテンション」のまま交流させていただいているような感じで、例えばTwitterの相互フォロワー様が私のnoteを読んでくださると、嬉しいけれどとても恥ずかしいし、重い記事のときは怖がられないか少し怖いこともある。
今の私と温かく交流させていただいているのだから、闇の過去なんて、知られなくてもいい。
ただ、根っからのキラキラ系と誤解されることがあるので、そうじゃないよ〜と伝えたくなることはたまにある。
私は今、生きていて、割と普通っぽく過ごしていることが、新鮮で照れ臭く、幸せなのだ。
これは「普通になること」をお勧めしている訳ではない。「私、普通の人みたいだ!うふふ」という、超個人的な喜びだ。
ここ最近、やっと家族への「おはよう」「おやすみ」などの挨拶に照れなくなった。そんな次元。「おかえり」は未だ少し緊張するし、「ただいま」なんて、どんなテンションで言えばいいかよく分からない。笑
それが、素の私。
こんな私だから、当たり前の日常に感謝することが、それなりに出来ていたのかもしれない。
うまく言えないのだが、スピリチュアルが得意!というより、これしかなかった、選択肢が少なかった、という方が近い。
私の様々な夢への道は閉ざされていて、それでも、死恐怖症なんてものもあったため、みっともなくも生き続けていたら、その先に、幸せがあった。
そういえば、社会的に成功している女性(上司にあたる人)から「あなたは結婚出来ない」と断言されたこともあったなぁ。でも出来て、幸せですよ。
普通の努力では、まあ基本的に駄目だろう、無理だろうというところを、「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないし、もっと別の答えかもしれない。ぜ〜んぶひっくるめて、更に素敵な未来を選択してみる?」というのが、スピリチュアルの醍醐味のようにも思う。
「スピリチュアル」という言葉を使わずに表すとしたら
私が好むスピリチュアルを、スピリチュアルという言葉なしで表すとしたら、どんな言葉で綴るだろう。きっと私の好きな世界観が詰まっている。
どんな言葉で?を考えているうちに日が経ってしまった!クリスマスがやってくる前にアップするつもりだったこの記事。未完成のまま投稿しよう。
あっ、最後に、私はスピリチュアル系なのかという問題について。
不思議な世界は魅力的だけれど、スピ抜きでも考え、語ることができる私でいたい。そして既存のスピからこぼれてしまったことを拾って、熟成、進化させて行きたい。日常が修行であり、実験や実践の場でもあり、発表の場でもある。
人生の奇跡に畏怖を持ち感謝していたい。鬱や死恐怖症であったことすら、私が今ここにいるために必要だったことのように思える。勿論、あえてそこまで苦しまなくてもいい、これからはすこやかに穏やかに...。そして何か気付いたことがあれば、拙い言葉だがこれからもシェアさせていただこうと思う。
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