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読んだ本(2024年7月後半)

積読消化できない(汗



黒幕の日本史 / 本郷和人

黒幕と言われる人に焦点をあてて、日本史を解説する本ということだが黒幕というよりは単に目立たないとか裏方働きの人とかの紹介。
有名なのは利休、官兵衛、西郷さんくらいか。

羅生門 / 芥川龍之介

青空文庫から。
隙間時間にサラッと。学生時代に読んだはずで確かにこんな話だったとは思い返すが特に感慨はなし。

君の名残を 上 / 浅倉卓弥

前から気になっていた本。図書館蔵書にあったのだが閉架管理になっていた。めくってみると寄贈本のようだ。
本作品は高校生がタイムスリップして、平家物語に語られる歴史上の人物になるというパッと聞くととんでも設定に見える小説。読むと重厚なストーリで史実や古典のストーリーを曲げずにうまく現代人を溶け込まし、結末を知っている主要登場人物ならではの苦悩などを描いている。
ちょっと冗長なところもあるが良い話、でもやっぱり長いな。(文庫版上下巻合わせると1,000頁以上)久々に一生懸命読んでも進まないと思った作品。

書いてはいけない / 森永卓郎

図書館に予約いれて3か月くらいたってやっときた。
ザイム真理教の件は別の著作があり既読なので理解しているし、ジャニーズも一般的なことなのだが、日航機の件はねぇ。
ミサイル誤射説もってくるかね。
しかも墜落炎上している現場に(しかも山奥の谷筋に機体が散乱している状態)自衛隊の特殊部隊が来て火炎放射器で証拠隠滅ってできないだろ。原因が何かの飛翔体というのは可能性としてはなくはないと思うけど、後処理の件は妄想しすぎだろう。

イノセントゲリラの祝祭 上 / 海堂尊

積読消化しようと思ったら、他の本を読み始めて田口がでてきたところあたりで一時停止。上記「書いてはいけない」読了後再開。
今回は霞が関批判や学会批判などがメインで、一応ミステリー的に事件も含まれているがおまけのような感じ。(これを書いている次点で下巻を読んでないけど)

君の名残を 下 / 浅倉卓弥

続きが気になったので図書館の予約本と、読みかけのイノセントゲリラの祝祭が終わったところで読み始める。
下巻は源平合戦が始まるところから、最後平泉で義経・弁慶が死ぬところまで。最終章の平泉の章は締めでもあるが、物語中の伏線回収の意味合いが強い。

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