映画感想文:憧れを超えた侍たち
こんばんは。
久しぶりの映画感想文です。
ネタバレあるのでご拝読いただく際はお気をつけください。そしてめっちゃオタクです。
では早速表題の件につきまして。
この方たちメインのお話
私が観ていて思ったのは、先発投手陣、大谷さん、源田さん、MLB選手にフォーカスしているなと。
戸郷くんもそんなに出てこなかったし、大城さんも一瞬映ったくらいで、他の野手もそんなにフォーカスされていませんでした。
代表選手の選出MTのお話しから始まって『こうやって選手決めているんだ。先発ローテも考えて投手選出しているんだ』と、勉強になりました。
ダル塾(ダルビッシュさんが投手に投げ方を伝授するお時間)で、ロウたん(佐々木朗希)が宮城くんに投げているシーンがあって、いやぁ…良い……良すぎるぞ…………!ってオタク全開な心情で観ていました。
投手のシーンを観ながら思ったのが、自分が投げた球で試合の流れが変わってしまうから、投手のプレッシャーって本当に計り知れないよなって。
吉井さん最高かて
現ロッテ監督の吉井さんは投手コーチとして入っていて。ロッテのYouTubeで吉井さんの動画を少し見ていましたが、映画を観てなお吉井さんの人柄に惚れました(笑)
バスの中で宮城くんに『人気者だな』って言ってるのも良かったし(それに対して宮城くんの返し方も良かった)朗希くんが打球が当たったところをトレーナーさんに確認してもらう時に『わしのはいいんか?』ってお腹出そうとしてたのは最高すぎました(笑)
吉井さん好きだなぁって。
サイレント演出
熱闘甲子園でよく使われるサイレント演出。
うぉおおーーー!!!!熱闘甲子園きたぁあ!!!!
ってひとりで思っていたんですが、他の方もそう思っていたみたいで。同士がいてよかった(笑) サイレント長すぎて、音を出さないようにしなきゃって気を使ってしまいました。製作陣はテレビ朝日関係者か?!ってくらい刺さりました、このシーン。
うちの四番良いところにいるじゃん
牧くんが1号HR打ったのですが特にフォーカスされることなく。
シャンパンファイトのシーン流れたら牧くんの謎ダンス映るかって思ったけど、シャンパンファイトのシーンは本当に少しで、牧くんは映らず。
でも、なんか、牧くんちゃんとフレームインしているんですよね(笑)だから、牧くんを映画のスクリーンで観た感がめちゃくちゃあります。カメラの場所知ってた?って(笑)
社会人の星
栗林くんが戦線離脱する際に中野くんへ『社会人(野球)の星だから』って伝えていて。
今回のメンバーで社会人→プロに入っているのが
・大城さん(NTT西日本→ジャイアンツ)
・源田さん(トヨタ自動車→西武)
・栗林くん(トヨタ自動車→広島)
・中野くん(三菱自動車岡崎→阪神)
の4人なんです。
栗林くんと中野くんは同い年で同時期に東海地区でプレーをしていたからきっと社会人時代から交流はあったであろう選手で(憶測です、すみません)そもそも社会人野球もレベルが高く、東海地区も本当にレベルが高い地区だから、切磋琢磨した選手たちが日本代表になって同じチームでプレーするってめちゃくちゃ感慨深いよなぁって。社会人野球ファンからしたらたまらんシーンでした。
源田さんの魂がすごい
源田さんの負傷については、WBC後の番組でも本人がお話しされていたので有名な話だと思いますが、負傷してから治療して走塁へ行くまでのシーンもあって。
『鍋つかみある?!』ってみんなに聞いていて(笑)
選手も鍋つかみみたいなアレの名前知らないの?!って感じでちょっと笑ってしまいました(笑)たしかに鍋つかみみたいだもんなって(笑) 骨をくっつけるために牛乳飲んでいたのも最高に良かったです。
オチ
エンディングの入り方がすごく良くて、おぉおお!!!ってなったのに最後のオチが本当に良くって。
『ナニシテルノコンちゃん』を本人の口から聞けたのが良くて、最高のオチじゃん!って思ったけど、もう1つオチがちゃんとあって。
多分このオチエピソードを知っている人は映画を観た人以外でいないんじゃない?って思います。どこかの雑誌に載ってたりしましたかね…
まとめ
WBC後、番組やYouTubeで侍戦士のお話を聞くことやこぼれ話を読むことはありましたが、大谷さんご本人の口からこういうエピソードや裏側を聞くことがなかった(気がする)ので、大谷ファンは絶対観た方がいいと思います。
そして、まさかの登場人物もいらっしゃって、ダルさんと栗山監督に挟まれていいのは、そのお方と斎藤佑樹さんだけだと思います(笑)
WBCを観た方は、舞台裏を観れるので楽しいのではないかなと思います。
私の上映回は、普段の映画鑑賞と同じで特に拍手も無かったですが上映回によっては、拍手もあったりユニフォーム着用している方もいらっしゃるようで。3週間限定ですが、応援上映があったら楽しいだろうなって思います。