短歌 2020年自分が選ぶ今年下半期の4首&上半期の4首(サイトマップ付)
西暦も終盤となり世界地図を描く夢を追うことは出来ない
うつくしいひとから消える病んだ街 廃油の海を笑顔で泳げ
蝋燭は等しく壕を照らすのに影を見つめて描く肖像
完全なマネキンとなり削られた白いいのちを愛してました
(表面)
詩ではない信号である繰り返す詩ではないもう心臓である
孤児たちは幾度も噴かすエンジンを叫びのような夜の疾走
まなざしが束縛してる眼球のおくに鎖がぎらりと光る
飴色のフィルムに在らぬ畑には論理回路でCALLできない
(裏面)
また、2020年上半期の自選4首は以下になります。
▼これまでの短歌の歩み
▼エッセイたち。自己紹介的でもある
▼短編小説もけっこう書いています
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