北京オリンピックが開幕し、アスリートたちの活躍する姿を連日テレビで見ています。 普段はあまり目にする機会のない種目でも、オリンピックとなると興味がわき、テレビに映るアスリートたちの躍動する姿に目を奪われ、思わず心が動きます。 アスリートたちがすべてをかけて躍動し、頑張る姿を見て心が動く・・・。 失敗を恐れずに挑戦する勇気に心を打たれる・・・。 自分も頑張ろうと勇気をもらう。 オミクロン株の恐怖が広がる中行われているオリンピックは、「頑張っているすべての人を励ます」役割を果たし
お客さまも、働くホテリエも笑顔で輝いている。 2年のあいだ現場を離れて出向先で頑張った人たち。送り出す人事担当も相当の悩みや葛藤があったと思います。 「2年ぶりに訪れたお客さまが、手を振って私の名前を呼んでくださったんですよ」「出向先でひとまわり成長したと思います。戻ったら必ず仕事に活かしたい」そんなたくましい声をたくさん聴きました。「この2年、クルーズの灯を消さないように、それだけを心に皆でやって来ました」そんな客船運航会社の社長の白髪は増えていました。 久しぶりのクルーズ
弊社の社名は長いほうです(「カブシキガイシャ」を入れると24文字)。 銀行の窓口で呼び出されるとき、つっかえず一度でアナウンスしてもらえることはマレもマレ。「ホスピタ・・・ル・・ソーセ?」途中でいたたまれず(ハイハイそうですよね、難しいですよね、すみませんね汗)と割って入ります。お店で買物をしたとき「領収書のお宛名は?」と訊ねられても字数が多く、申し訳ない気持ちになります。研修の冒頭、企業の担当者が紹介してくださるときもハラハラしたり。 一方で「そんなに難しいかね」と思い
ファミリーマートのプライベートブランド「お母さん食堂」が、22年春から「ファミマル」に変わります。名称をめぐってネットで大きな論争になったことが少なからず影響したのでしょう。「食事作りはお母さん(女性)の役目」-指摘を受けたファミマが一番驚いたかも。今の時代、「こりゃお袋の味だわ(あ、これもダメ出し)」「ご飯が進む~!」では済まなかったのですね。私は「お母さん食堂」の商品や、昭和風のれんのロゴが好きなので残念です。 コロナの間、私がその言葉を耳にするたび舌打ちしてツッコミを
外食大手のすかいらーくホールディングスが、ファミリーレストラン「ガスト」などで配膳ロボットを本格導入しました。画面の顔がネコで、耳もちゃーんとそれと認識出来るモノがついています。お客さまと簡単なコミュニケーションも取れ、触ると「くすぐったいにゃ~」と目を細める愛嬌あるロボット。 一度見てみたい!触ってみたい!! 配膳だけでなく「下げ」もできるようなので、貴重なマンならぬネコパワーになるでしょう。あ、「ネコの手も借りたい」から、ネコ耳ロボになったのか!? これで要所で人なら
先日、某都内ラグジュアリーホテルを利用した際、若いスタッフを見て気になったこと レセプションスタッフがずっと下を向いている レストランスタッフが伝票にサインをお願いしてきた際、ベンの扱いが雑 などなど 何でだろう・・・ 私のキャリアのスタートは、ある宿泊特化型ホテルのフロント。 私の隣には先輩社員、時には宿泊部長が立っていて、(厳しい言葉ではあったが)手取り足取り教えてくれた。 「下を向きすぎ!お客さまの顔を見て話せ!」 (そんなこと言っても、PC画面見なきゃチェック
私は乗り物が好きです。出張で何度も使っている新幹線や飛行機しかも同じルートにも関わらず、いつも窓側を取ります。時には離陸~着陸まで居眠りしているときもありますが。富士山や伊豆半島を眺めるのも好きですが、駅・空港・町並み・・・窓から「人がいる様々な風景」を見るのが楽しいのです。 飛行機が駐機場を離れて滑走路に向かうとき、いつも整備士の人たちが手を振ってくれます。(大体いつも3人)等間隔に整列して大きく手を振ってくれる、その様子を見て私も必ず手を振リ返します。周りがちょっと気に
経産省が約3800社の上場企業にテレワークの実施状況を開示するサイトを立ち上げるのだとか。「なんちゅーことを」と驚いたが、案の定経済界からも懐疑的な意見が挙がった。まず、開示のためのとりまとめ作業が大変そうだし業種によって事情は異なる。「数」? 「%」? 成果が大切だと思うんですけど。知り合いの人事担当者は緊急事態宣言のせいでリモートワークが続いている。彼いわく「朝、今日は何をしようかまず考えるんだよね。一日、何もせず夕方になっちゃうときの空しさってないよ。だらだらしないよう
久しぶりの地方出張。旅はプランを立てているときから始まっているというけど、そのとおり。どのホテルにしようか、サイトをはしごしながらあれこれ考えているときが、一番楽しいかも。 新型コロナウイルスの影響で、「非対面」がすっかり浸透した。フロントではアクリルボードを立てて、感染予防の説明もお客様へのご協力のお願いも、説明がたくさんあるので大変だと思う。説明するほうは大きな声は出せないし、説明を聞く側は「はぁ?」と何度も聞き返してしまう。 「フロントはホテルの顔」。現役時代にそう
緊急事態宣言が続くなか、この春も「謝恩会、歓送迎会、卒業旅行は控えるように」という分科会の見解が示された。「ああ、またか」そう思った業界関係者は少なくないだろう。「この先、感染が収まっても以前のような大宴会場を使った大規模なパーティ(お寿司の屋台に行列ができるような・・あれば好きだったなぁ)は復活するのかしら。芸能人の披露宴のテレビ中継なんてもうこの先ないだろうなぁ。徳光さんのお仕事なくなっちゃうなぁ」なんていろいろ考えた。 帝国ホテルがサービスアパートメントを展開する(さ
サービス品質向上を目的としたバス事業会社の研修をご依頼いただいています。かれこれ3年目になるでしょうか。最近感じるのは、利用する(この場合は乗客)側のマナーやちょっとした配慮がもう少しあればなぁということです。「バスが停止してから、席をお立ちください」とはっきりアナウンス(運転士の皆さん、がんばってトレーニングしています!)しているにもかかわらず、バスが止まる前に中腰(特にご年配のお客様に多い!)になり先に先に行こうとする乗客が少なくありません。降りるときも「ありがとう」をお
企業の人材育成に携わり、もう20年以上が過ぎた。経験した範囲にすぎないけど、企業のスタンス、人材育成の考え方、手法・・・ 多くのことが当然、企業を取り巻く環境とともに大きく変わった。そして、今もこれからも。想定以上のスピードで、予測不能な変化をもって。こんな時代、私たちは何ができるだろうか? これまでの経験は、「~だった」の法則ではなく、これからを見通したうえで「知恵」として活かしていきたい。「人」は、不器用なようで、実はしなやかだ。日が陰れば、光を得る工夫をし、雨が降れば、