変化と挑戦に心から敬意を。
外食大手のすかいらーくホールディングスが、ファミリーレストラン「ガスト」などで配膳ロボットを本格導入しました。画面の顔がネコで、耳もちゃーんとそれと認識出来るモノがついています。お客さまと簡単なコミュニケーションも取れ、触ると「くすぐったいにゃ~」と目を細める愛嬌あるロボット。
一度見てみたい!触ってみたい!! 配膳だけでなく「下げ」もできるようなので、貴重なマンならぬネコパワーになるでしょう。あ、「ネコの手も借りたい」から、ネコ耳ロボになったのか!?
これで要所で人ならではの接客ができるといいですね。家族連れのお子さんに微笑みかけたり、ちょっとした会話をしたり、丁寧なお見送りができたり。メニューに迷っているお客さまには、親切におすすめしたり(で、売り上げアップ!)。
コロナの影響で、さまざまな「非接触型」のサービスが生まれました。自動会計、自動チェックイン/アウト、無人販売、注文のタッチパネル、オンライン○○・・・
そのほか、老舗ホテルがサービスアパートメントを始めたり、宴会場をテレワーク用のブースに改修したり。
反対意見や批判もきっとあるでしょうね。「ロボットにいらっしゃいませと言われても」「あの老舗が」「何でも自動化なんてどうなっちゃうのかね」などなど。
文句を言ったりや批評するのはたやすいこと。でも私はこの挑戦にまず敬意を払いたいと心の底から思います。自分自身もこの2年あまりの経験から少なからず学んだのです。
この苦難の時期に、親しい人が心おきなく集まれる小さなバーを開店した知人。長年の夢であった土地に住まいを移した仲間。「時間があるこのときだから!」と新しい学びを始めた友人。
挑戦や変化を怖がらない人に、よく考えたら囲まれていることに気づきました。これも幸い。