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採用ブランディングとは何か?分かり易く解説(採用ブランディング講座:vol.01)

採用ブランディングとは何か?

いまいち理解できないという方や
興味はあるけど、予算もないし、
専門家に頼めないから無理だ…

このような方が非常に多くおられます。

そのような方に向けて、
”無料”で誰にでも分かり易く!

そして、

巷に溢れる
”自称、採用ブランディング"とは
一線を画す内容をお届けしたい!

そのような思いから、
週2回、読み易い文字量(10分程)で読める
記事をシリーズ化して掲載します。

まずは、見逃さないように
フォローを忘れずにお願いします!

第1回の講座は
採用ブランディングとは何か?

これを出来るだけ分かり易く解説します。


1.ブランドとは?


ブランドの語源は
牛に付けられた「焼き印」のことであり
その出身と品質を保証しているものです。

これは「顧客との約束」であり、
ブランドプロミス」といいます。

現在の製品を例に挙げてみると
ダイソン掃除機などが有名ですね。

CMでおなじみの
吸引力が落ちないただ一つの掃除機
は脳内にインプットされている方も
多いのではないでしょうか?

ただし、
もし、このキャッチコピーが
誇大広告だったとしたら…

あなたのイメージはどのように変化しますか?

おそらく、ただの掃除機となってしまい
購入する候補から外れてしまうかもしれません。

イギリスでは2007年にこのキャッチコピーは
誇大広告であるとして排除命令が出たこと
をご存じでしょうか?

この掃除機の最大のポイントは
サイクロン式により紙パックが不要で
吸引力が落ちない点だった訳ですが、
実際はデメリットも多くあるのです。

・吸引力が落ちにくいがパワーは弱い
・音がうるさい(最新式では改善されてきている)
・耐久性が低い

このように性能が国産と比べて
決して高いとはいえない掃除機です。

しかし、ブランド戦略は見事に成功し、
国内シェアは1位をキープしています。


2.採用ブランディングとは何か?


ブランドが「顧客との約束」だとすると
採用ブランドは「求職者との約束」と
解釈することができます。

御社で働くことによって求職者は
一体どのような約束が果たされるのか?

働きやすい環境でしょうか?
成果主義による年収UPでしょうか?
あるいは、若くして活躍できるという
キャリアアップでしょうか?

求職者にとって魅力あるものであれば
内容は何でも構いません。

その約束を決して破らないと求職者と約束し
EX(社員満足度)向上に努めてください。

そして、
成果を社外へ発信して認知度を高めていく活動

これが採用ブランディングなのです。


3.注意点


最後に注意点がいくつかあります。
これらは後に講座の中で触れていきますが、
原理原則になる代表例だと思いますので
採用ブランディングをしよう!と思った方は
ご確認いただいてから着手してください。

①社内の意思統一が何より重要で先ある

自社の社員の統制が図れていない状態で
外部に発信するほど、恐ろしいことはありません。

絶対に社内で認識を統一させてから、
一定の効果が表れてから、
外部への発信してください。

よくある事例として、ベンチャー企業の
「優秀な社員しかいないアピール」
が分かり易い事例だと思います。

まだ、急拡大する前に
地場を固めないといけない所をすっ飛ばし
結果を出す人ではなく、勝ち馬に乗りたい人
を集めてしまうパターンに陥ります。

誇大広告はいつか、化けの皮が剥がれて
大きな代償を払うことになるため
絶対にしないよう気を付けてください。

②採用ブランディングはじわじわ効果が出る

以前の記事でもご紹介した通り、
この活動は継続していくことで、
将来に対する投資の意味合いが強いです。

じわじわ効果が出てくるものであり、
当期内の費用対効果をブランディング施策と
言っている業者がいたら、それは本質を
全く理解していない広告会社かデザイン会社
だと気を付けてください。

特に具体的な他社の事例で成功したので
同じことを実施しましょうという企業が
いたら絶対に受けないようにしましょう。

③前例主義に囚われないこと

前回の記事でご紹介しましたが、
採用ブランディングは長期施策であり
素人が何の知識もなく実施する場合は
非常に困難が伴います。

その点において、最も障害になるのは
社内の古い慣習から抜け出せず、
否定的な意見ばかりが先行してしまい、
何も進まない状況が生まれてしまうことです。

原理原則を学び、小さい施策を繰り返して
トライ&エラーを繰り返す
これが最も成果が出やすい方法です。

そのために原理原則を
これからシリーズ化してお届けしますので
記事の内容が勉強になったら
必ず、いいね!をよろしくお願いいたします。

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