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採用ブランディングとは何か?分かり易く解説(採用ブランディング講座:vol.01)
採用ブランディングとは何か?
いまいち理解できないという方や
興味はあるけど、予算もないし、
専門家に頼めないから無理だ…
このような方が非常に多くおられます。
そのような方に向けて、
”無料”で誰にでも分かり易く!
そして、
巷に溢れる
”自称、採用ブランディング"とは
一線を画す内容をお届けしたい!
そのような思いから、
週2回、読み易い文字量(10分程)で読める
記事をシリーズ化して掲載します。
まずは、見逃さないように
フォローを忘れずにお願いします!
第1回の講座は
採用ブランディングとは何か?
これを出来るだけ分かり易く解説します。
1.ブランドとは?
ブランドの語源は
牛に付けられた「焼き印」のことであり
その出身と品質を保証しているものです。
これは「顧客との約束」であり、
「ブランドプロミス」といいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1718547924276-61OJpkgu9y.jpg?width=1200)
現在の製品を例に挙げてみると
ダイソン掃除機などが有名ですね。
CMでおなじみの
吸引力が落ちないただ一つの掃除機
は脳内にインプットされている方も
多いのではないでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1718547942266-3oDwInXTxH.jpg?width=1200)
ただし、
もし、このキャッチコピーが
誇大広告だったとしたら…
あなたのイメージはどのように変化しますか?
おそらく、ただの掃除機となってしまい
購入する候補から外れてしまうかもしれません。
イギリスでは2007年にこのキャッチコピーは
誇大広告であるとして排除命令が出たこと
をご存じでしょうか?
この掃除機の最大のポイントは
サイクロン式により紙パックが不要で
吸引力が落ちない点だった訳ですが、
実際はデメリットも多くあるのです。
・吸引力が落ちにくいがパワーは弱い
・音がうるさい(最新式では改善されてきている)
・耐久性が低い
このように性能が国産と比べて
決して高いとはいえない掃除機です。
しかし、ブランド戦略は見事に成功し、
国内シェアは1位をキープしています。
2.採用ブランディングとは何か?
ブランドが「顧客との約束」だとすると
採用ブランドは「求職者との約束」と
解釈することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1718548941930-VUWy11q7Mt.jpg?width=1200)
御社で働くことによって求職者は
一体どのような約束が果たされるのか?
働きやすい環境でしょうか?
成果主義による年収UPでしょうか?
あるいは、若くして活躍できるという
キャリアアップでしょうか?
求職者にとって魅力あるものであれば
内容は何でも構いません。
その約束を決して破らないと求職者と約束し
EX(社員満足度)向上に努めてください。
そして、
成果を社外へ発信して認知度を高めていく活動…
これが採用ブランディングなのです。
3.注意点
最後に注意点がいくつかあります。
これらは後に講座の中で触れていきますが、
原理原則になる代表例だと思いますので
採用ブランディングをしよう!と思った方は
ご確認いただいてから着手してください。
①社内の意思統一が何より重要で先ある
自社の社員の統制が図れていない状態で
外部に発信するほど、恐ろしいことはありません。
絶対に社内で認識を統一させてから、
一定の効果が表れてから、
外部への発信してください。
よくある事例として、ベンチャー企業の
「優秀な社員しかいないアピール」
が分かり易い事例だと思います。
まだ、急拡大する前に
地場を固めないといけない所をすっ飛ばし
結果を出す人ではなく、勝ち馬に乗りたい人
を集めてしまうパターンに陥ります。
誇大広告はいつか、化けの皮が剥がれて
大きな代償を払うことになるため
絶対にしないよう気を付けてください。
②採用ブランディングはじわじわ効果が出る
以前の記事でもご紹介した通り、
この活動は継続していくことで、
将来に対する投資の意味合いが強いです。
じわじわ効果が出てくるものであり、
当期内の費用対効果をブランディング施策と
言っている業者がいたら、それは本質を
全く理解していない広告会社かデザイン会社
だと気を付けてください。
特に具体的な他社の事例で成功したので
同じことを実施しましょうという企業が
いたら絶対に受けないようにしましょう。
③前例主義に囚われないこと
前回の記事でご紹介しましたが、
採用ブランディングは長期施策であり
素人が何の知識もなく実施する場合は
非常に困難が伴います。
その点において、最も障害になるのは
社内の古い慣習から抜け出せず、
否定的な意見ばかりが先行してしまい、
何も進まない状況が生まれてしまうことです。
原理原則を学び、小さい施策を繰り返して
トライ&エラーを繰り返す
これが最も成果が出やすい方法です。
そのために原理原則を
これからシリーズ化してお届けしますので
記事の内容が勉強になったら
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