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私にとっての鷲田清一の本たち

読書、というとテレビや映画を観るのと同じように受け身でいることがままある。文字を追っているだけで頭に入らないというか。
でも
鷲田清一の本とはいつも対話をするような気持ちになる。彼の綴る文を読んで、私の経験や考え方につながりを見つけて、私の頭の中で考えて、また彼の言葉に目を向ける。楽しい。落ち込んでいた時なんかは栄養をもらえるような感じで、猫背だった背筋がぴん、と伸びる。気持ちがいい。

鷲田清一、という名前は高校の現代文の授業で知った。確か、「身体、この遠きものたち」というタイトルだった気がする。
哲学的な話が好きで盛り上がった子にはよく彼の著書をお勧めしている。

話を聞いてほしい!と私が日々思っているテーマについて相手(鷲田さん)が話してくれるような感じで、一人だけどひとりじゃない、って思える本たち。言語化できなかったかゆいところに手が届く。嬉しい。

#読書 #鷲田清一 #本

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