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サンフランシスコ旅行記 | おすすめスポットと治安情報 | 30代のアメリカ生活

妊娠後期まであと少し、飛行機に乗れる時期はそろそろ終わり、ということでサンフランシスコへ旅行に行ってきました!

「飛行機に乗るのは許可できません」と言われたあの日が嘘のように、アメリカでは元気な妊娠生活を送っています。

サンクスギビングの連休が妊娠後期に入る直前だったので、夫婦二人で旅行に行けるのは最後かもしれないしどこか行こう、でもニューヨークやハワイのような飛行機で5~6時間かかる距離はちょっと心配、と選ばれたのがサンフランシスコでした。



スケジュール

LAXからSFOは片道1時間半なのでとっても近いです。
なので往路はLAXから朝早めの便、復路はSFOから夕方の便を予約し、2泊3日の初日、最終日もしっかり観光できるスケジュールで行ってきました。

1日目
8:00 LAX離陸
9:35 SFO着陸(離陸の遅延で1時間ほど到着も遅れました)
・ゴールデンゲートブリッジ
・ギラデリスクエア
・サンフランシスコ海事国立史跡公園
・フィッシャーマンズワーフ

2日目
・アルカトラズ島
・ノースビーチ(イタリア街)
・ワシントン広場
・聖ピーター&ポール教会
・ケーブルカー博物館
・中華街

3日目
・マリーナグリーン
・Pier39とアシカ観察
16:20 SFO離陸
17:50 LAX着陸

観光スポット

訪れた場所はスケジュール内にも書きましたが、特によかった場所がこちら。

📍ゴールデンゲートブリッジ

ここは言うまでもないですね。
雨予報をひっくり返しての晴れ。青空に赤い橋が映えるこの景色は圧巻です。

当初はバスで橋の北側へ渡り、徒歩でまた橋を渡って南側に帰ってくるつもりだったのですが、バスの時間が合わなかったので南側から徒歩で橋の1/3ほどまで行って折り返しました。

結果としてはこれで良かったかなと思っています。1本目の大きな柱までは行ったので、橋の巨大さも堪能し、橋上からの景色も十分楽しめました。
寒くて風も強いので全部渡るのは大変だったと思います。

ビスタポイント(南)より
トーピード・ワーフより


📍アルカトラズ島

一時期は監獄として使われていたこの島。アル・カポネもここに収監されていました。

Pier33からフェリーでしか行けないので、事前予約をしておくのがおすすめ。わたしは1週間前に予約し、まだ余裕がありそうでしたが、時期によっては早くから売り切れてしまうこともあるとのこと。

島はそれほど大きくないので歩いて全体を回ることができます。監獄の中にも入って見て回ることができ、日本語のオーディオガイドがあるので是非聞きながら回ってみてください。
(オーディオガイドは監獄の建物入り口にて、追加料金なしで借りることができます。)

フェリーから見たアルカトラズ島
上の建物が監獄


旅の醍醐味は食

やっぱり旅行での楽しみはその土地の食事ですよね。
食い意地張り女なのでサンフランシスコでもたくさん食べました。
わたしのおすすめを3つ紹介させてください。

🦐チョッピーノ

シーフードたっぷりのトマト煮込み。
魚介の旨みが染み込んだスープが本当に美味しかったです。

結構お値段はするのですが、これとお通しのパンだけでお腹いっぱいになりました。
(一応サイドディッシュをもう一品頼みました。)

Scoma’sにて


🍕イタリア街のピザ

アメリカで定番のピザですが、ここノースビーチのピザはアメリカ風のピザとは全く違います。(アメリカのピザも好きです。)

シンプルなチーズベースに生ハム、チーズ、イチジクのソースがトッピングされたピザ。
生ハムは全て夫の方に載せ(夫の塩分摂取量が心配)、わたしは生ハムなしで食べましたがそれでも人生で一番美味しいピザでした。感動。

トマトソースではなくチーズのみ、そして生地と一緒に焼いたチーズもドロっととろけるような感じではなくパリッと薄めなのがアメリカ風のピザとは違うところかなと思います。

Tony's Pizza Napoletanaにて
クリスマス飾りが可愛い


🐚サワードウ入りのクラムチャウダー

もともとクラムチャウダーが大好きなのでこれは必食。アメリカではわりと定番(ボストン、ニューヨークやシアトルでも有名ですよね)ですが、ここでもしっかり食べました。

サワードウをくり抜いた中にクラムチャウダーが入っていて、スープに浸しながら食べるのが美味しいです。

最後はボウル部分のサワードウまでしっかり食べ尽くしました。

Boudin bakeryにて
くり抜いた中身もちゃんといただけます
ターキー型のパンが可愛い🦃
買っている人いました


サンフランシスコの治安

ダウンタウンのゴーストタウン化による治安悪化は日本でも話題になっているようなので、気になる方も多いのではないでしょうか。

わたしもその点は心配だったので旅行前によく調べ、Youtubeなどで最近の街の様子もチェックしてから行きました。(心配症です。)
治安が特に悪いとされているのは以下の4つのエリアです。

Tenderloin
ユニオンスクエアに近い地区なので観光中にうっかり近づかないように注意。強盗、薬物、銃器所持違反などが多い。

South of Market
銃撃事件が時折あるとのこと。車での移動推奨。

Western Addition
ジャパンタウンや、フルハウスのロケ地として有名なペインテッドレディの近く。(どちらもこの地区内ではないです。)観光に行った際はあまり付近を歩き回らず目的地のみ訪れるほうが良い。

Mission District
多文化で流行に敏感な地区として人気がある一方治安はそれほど良くない様子。


わたしはこの辺りにどうしても行きたいところがあるというわけではなかったので、そもそもこの付近には近づかず、夜も20時頃にはホテルに戻るようにしました。

訪れた場所はスケジュールで載せていますが、一番この辺りのエリア(テンダーロイン)の近くに行ったのはケーブルカー博物館や中華街かなと思います。それでも数ブロック離れていて、どちらも観光地なのであまり危険な雰囲気はなかったです。
(ただし中華街は中華系の地元の方が多く独特の雰囲気があります。)

それ以外は基本的に海沿いのフィッシャーマンズワーフ周辺など観光客の多いところで過ごしました。ゴールデンゲートブリッジ、Pier39、フィッシャーマンズワーフのJefferson St、イタリア街は観光客が多く安心して歩けます。

一方で、そういった観光地の近くでも道を一本ずれると一気に人がいなくなるのでなるべく周りを見て人が歩いている道を選ぶのが良いと思います。

ホームレスや薬物をやっていそうな人などもいない(本当に人がいない)ので、見るからに危険そうというわけではないのですが、ひっそりしていて突然何かがあっても助けを求められる人もいないという感じです。

逆に、フィッシャーマンズワーフのJefferson Stは観光客が多く安心して歩けると書きましたが、わたしが訪れた場所の中で唯一ホームレスを見かけたのはこの通り沿いです。アグレッシブな様子の方はいませんでしたが、この辺りも周りの様子はよく見て歩くようにするのがおすすめです。


ちなみにもう一つサンフランシスコで注意が必要とよく言われるのは車上荒らしです。

わたしたちはUberと公共交通機関を使用したのでその心配はありませんでしたが、実際路上に駐車されている車を見ると窓が破られていたり、窓がなく段ボールのようなもので塞いでいたり(おそらく過去に車上荒らしにあった)する車を何台か見かけました。

少し写真を撮りに行くだけ、という場合でも車を離れるときは車内に荷物を残さないようにするのが良いと思います。


公共交通機関の乗り方

バスやケーブルカーに乗るにはClipper CardというICカードが必要です。カードを発行すると手数料がかかるようですが、iPhoneから簡単にApple Pay(物理カードなし)で購入できるのでこちらがおすすめ。

ウォレットアプリの右上+マークから、交通系ICカードを選択。clipperと検索して該当のカードを購入するだけです。

ネットでチャージについて調べたところ、チャージの反映まで数時間〜数日かかると見たので途中で足りなくなることがないようまとめて20ドル分チャージして購入したのですが、何のことはなく即時反映されました。(追加でのチャージはしていないので不明です。)

スケジュールを組んだ際に、バスの料金もざっくり調べて全部で20ドル弱くらいの予定だったのですが、どうやら数時間以内の乗り換えであれば2回目の乗車には追加料金がかからないようで(加えてゴールデンゲートブリッジでバスの予定を変更したこともあり)、20ドルチャージしましたが3日間で5ドルしか使いませんでした。
(夫とあわせて30ドルも余らせてしまいました。悔しい。)

最初は少なめに準備しておいてもいいかもしれません。


訪れた場所や食べたものなど全部はご紹介していないので、もっとここが知りたい!などあればコメントでいただけましたらお答えさせていただきます☺️


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