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あの日、あの時。人事図書館があったなら

人事図書館アドベントカレンダー4日目!12/4の担当はしほっぺです。
昨日12/3担当のnekoyanagiさんは人事としての自分の在り方に影響を与えてくれたファンタジー小説を紹介してくれていましたね。『「己という領土を納める唯一無二の君主」である自分を、誰よりも自分が大切に扱わなければ、誰かを守ることも、他者に優しさを向ける余白を持つこともできない』という一節に胸を打たれました。人々の”間”に立ち葛藤するすべての人事さんに届けたいnoteです🎁十二国記シリーズはぜひ館長に購入していただこう(笑)

さて、2024年の人事図書館アドベントカレンダーのテーマは『人事図書館と私』何について書こうか迷いに迷いましたが、人事図書館のコンテンツの中で最もお気に入りで「もっとはやく知りたかった…!」と思っているものを紹介することにしました。


まずは簡単な自己紹介

2024年4月~は人事図書館のコミュニティエンパワーチームの一員として働いていますが、2024年2月末までは営業支援会社でひとり人事(というより社内の何でも屋さん)をしていました。創業4年目~6年目に在籍していたので、みんなお互いのことをよく知っていた家族・チームから→だんだんと役割分担が生まれピラミッドができ”会社”になっていくタイミング。3ヶ月に1回は組織図が変わるくらい新陳代謝の激しい環境で人事を名乗りながらも、浮いているボールは全部拾う!とにかく”なんとかする”!のがお仕事でした。

もし、ひとり人事だったあの時。人事図書館があったなら

そんな私のバックボーンを知っている人事図書館メンバーさんから、ある日「ひとり人事時代、めっちゃ忙しかったでしょ?しほっぺはどうやって学んでいたの?」と聞かれました。「……お察しの通り!何も学んではいませんでした!」というのが正直な回答。情けないけれど、その場その場を乗り越えるので精一杯でした。組織の未来のため、自分自身の学びも必要だとは分かりつつどうしても後回しに。

そしてまた別の日。ベンチャー企業でひとり人事をしているメンバーさんから「事業の成長に人の成長が追いついていなくて…どうやって働くみんなを巻き込みながら組織づくりをしていったらいいんだろう?」というお話を聴きました。あーーめっちゃ分かる。私も当時そう思ってた。これからさらにアクセル踏んで勢いよく事業を推進していこう!という時に、何かよくわからん組織の問題で躓いたり…人事としてムズムズもどかしい。ひとり人事だからこそ、周りを巻き込みながら働くみんなと一緒に自分たちにとってよりよい組織とは何か?考える場が必要だと。それに効果的な方法はないか探していた気がします。

そんな私が人事図書館のコンテンツで「うわ!これめっちゃええやん!もっとはやく知りたかった…」と感じているのが #ユニ場 です。クイックに自分自身の学びもしつつ、周りを巻き込み一緒に組織づくりについて考えることのできる一石二鳥の最高の場ではないか…!と。

自分自身の学びにも、組織づくりにも効く #ユニ場

正式名称は「ユニークな組織づくりを学ぶ場」と言います。略して#ユニ場、毎週金曜日の12:00~13:00、Zoomで開催されている人事図書館メンバー限定のオンライン講座です。

アイコンは地球儀🌎世界中のユニークな企業を1社1社見学させてもらっている気分になる。

令三社さんのマガジンから、毎週1社ずつピックアップ。そのケースを館長のよっさんが読み上げながら、参加しているメンバーは「へぇ!そこ面白いですね!」「おお~これは自社でも真似できそう」「うーん、これって○○が前提な気がする…弊社でやるには難易度高いな…」「先週のケースも△△だったし、やっぱり一貫性が大事なんだな」など、感じたことをそのままチャットに書き込んでいく。みんなでケースを味わいながら、自分の中に組織づくりの引き出しを増やしていこう!という場です。SNSに感想を投稿しているメンバーさんもいるので、ぜひXで「#ユニ場」と検索してみてください🔍

もちろん今取り組んでいるように人事図書館のメンバーと味わって語り合って…というのも楽しいけれど…この学びのスタイルこそ自社で、同じ組織で働く仲間とやってみたかったな!と思うのです。組織づくりに取り組まれている方、お悩みを抱えている方はぜひ!チームのメンバーや組織をよりよくしたいと願う仲間と一緒に!自社で#ユニ場を開催してみませんか?

実践してこそ”学び”

Zoomの画面のスクショ。週1回1時間でサクッと学べるのが有難い。

『気軽に・ゆるく・ながく』この3つが#ユニ場のコンセプトです。これであれば社内で実施するにも、運営や参加者の労力は最小限に<でも効果は最大限に、できそうですよね。もしかしたら最初は誰も参加しないかもしれない。はじめはたった1人であっても歩みを止めなければ、必ず興味をもってくれる人が現れます。意図と意志をもって(でもあくまで”気軽に・ゆるく”ね)続けていると徐々にその輪も広がっていくでしょう。そして、みんなであーだこーだ言いながら「うちの組織ならどうしようね?」「どんな組織だとみんな幸せかな?」とその組織なりの正解を探す旅を楽しむことができるのではないでしょうか。

最後は私からの提案じみたものになってしまいましたが…2024年12月現在、人事図書館では約580名のメンバーさんが共に学んでいます。そしてそれは、この580名の先に580組織があるということでもあって。人事図書館での学び合いが→それぞれの組織で実践され→組織がよりよい方向へ変わっていく→上手くいったことも失敗したことも、実践してみた事例が人事図書館の”知”として蓄積されて→それがまた自分の組織と向き合おうとする人の背中を押してくれる…そんな循環をここ「人事図書館」から起こしていきたいな、と願っています。

さて、明日の担当はー?

アドベントカレンダーは12/25まで続きます🎄📅🎅明日12/5はhiroyanさんが担当!「”人事”図書館だから人事の人しかいないんでしょう?」と聞かれることもよくありますが、いいえそんなことはないんです。まさに明日担当のhiroyanさんは肩書として人事をお持ちなわけではありません。自称”非人事”の立場からどんなお話を書いてくださるのか!どうぞお楽しみに✨

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