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☆5.考え方を変えてみる!

組織も人材も、考え方を変えるタイミングが大事です。
外資系では、本社の慣例により取り入れられている退職の勧奨があります。これ、日本では、外資系だから!できる。と思っている方多いですよね。

勿論、外資系は、専門性を活かした業務やポジション別に採用をしているので、組織のフェーズが変わった時に、専門人材を入れ替えやすい、という事はあります。この話をする時に、組織側にたって話をしているの?人材側にたって話をしているの?と、立ち位置を確認される事があります。

私の答えは、両方の立場にたって考えています。

日本の組織の場合、十分に能力を使いきっていない人材がいると、異動や転勤などの試行錯誤の上、辞めてもらった方が良いだろうという結論に至ります。それに加えて、対象の人材の事を、能力が低い、やる気がない、などと判断してしまいます。

自社の組織で能力を活かせないから、能力が低い、やる気がない、などと判断するのは、100年早いですね!きっと上層部からのメッセージが届いていない、管理職の能力が低く適切なサポートができていない、若しくは、本人の能力とは違う業務に就いている、組織と人材のフェーズに乖離ができてきた!などの組織的な原因が潜んでいる事が多いです。

私の答えは、自社の人材の事を能力が低いと言えるほど、組織の能力は高いとは思っていません。組織の能力が高ければ、能力が低いと思われる人材を活かせるはず、又は採用していないと考えます。

人材が自分の能力を発揮し、組織とともに成長するには、組織の文化、業務の進め方、価値観の共有など、働く環境に影響されます。これらを見極めて、人材やその業務をマネージするのが、管理職や上層部の務めです。

~という理由で、考え方を変えてみては、どうでしょう?組織が必要としていた能力、専門性は十分に発揮してもらった。組織は次のフェーズに入り、違った能力、専門性を持つ人材が必要になった。今までの協力をねぎらうとともに、退職についてのコンディションを話し合ってみよう。

一方、退職勧奨の的になってしまった人材にとっては、災難です。ただ、災難と考えず、チャンスと捉える事を進めています。

私の答えは、今の組織でずっと働いていて幸せですか?もっと成長できる組織や職場を探した方が良いのでは?

人は、誰しも変化を好まないですし、不安なものです。特に、新しい事へのチャレンジはそんなに簡単に受け入れられず、心の整理ができるものではありません。

しかし、自分の能力を必要としていない組織にいても、やりがいを感じて良い仕事を達成する事はできないでしょう。なぜなら、お互いの価値観が変わってしまったからです。

私の答えは、価値観の違う場所で頑張るのは、とても大変で辛いですよ。というアドバイスです。

~という理由で、考え方を変えてみては、どうでしょう?自分と合わない組織は、過去に置いていきましょう!これも一つの良い経験です。色々な事情もあると思いますが、将来を考えて決断していく必要があると思います。

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